外出を自粛しているなかで、やりたいことが思うようにできないストレスを抱えている人も少なくないかもしれません。日々のちょっとしたストレスを解消するためにもおすすめなのが、これから紹介するヨガポーズとストレッチ。自分のため、家族のためにも、リフレッシュの時間を作ってとり入れてみてください。
Contents 目次
蓮華座のポーズ
ヨガの瞑想ポーズのひとつ。ポーズに集中することで、イライラや興奮をしずめます。両足を脚のつけ根に乗せるため、足がしびれにくく、あぐらより集中しやすい“瞑想ポーズ”。
<やり方>
床に座り、両脚を前に伸ばす。右ひざを曲げ、右足を左脚のつけ根に乗せる。
続いて、左ひざも曲げて、左足を右脚のつけ根の上に。両腕は下ろし、親指と人さし指の先をつけて、手の甲をひざにつけます。目線を少し下げ、ここで5呼吸。
背中は「まな板」をイメージし、背骨をまっすぐに。お腹は背中に近づけるように引き上げ、肩は上げず、耳と肩の距離はできるだけ長く保ちましょう
魚のポーズ
イライラしたときに、詰まりがちなのどや閉じがちな胸。「魚のポーズ」で、伸ばしたり開いたりすることで、深い呼吸を促します。頭頂部を床につけて頭を逆さにするため、頭に血液がめぐり、リフレッシュ効果も期待!
<やり方>
床にあお向けになり、両脚をそろえる。手のひらを床に向け、両手をお尻の下に置く。ひじと手のひらで床を押し、上体を反らす。肩甲骨を寄せ、胸を大きく開いて。のどをしっかり伸ばし、頭頂部を床につける。頭頂部がつかない人は後頭部でもOK。ここで5呼吸。
頭頂部ほぐしのポーズ
リラックス効果のある運動。首を傷めないように注意しながら、気持ちよい範囲で好きなだけ行ってOKです。
<やり方>
両手、両ひざ、両方のつま先を床につけます。
両ひじを曲げて頭頂部を床につけ、体を前後左右にゆらしながら、頭のてっぺんをほぐしましょう。
外出自粛でストレスがたまりがちな日々に、体と心をリフレッシュできるヨガやストレッチをとり入れて、つらい時期を乗り越えましょう!
<監修者>
花田 美恵子
タレント、ヨガインストラクター。「Olive」の読者モデルなどを経て、客室乗務員に。結婚、出産後も「Mart」の専属モデルとして活躍。2009年より、子どもとともにハワイに移住。ヨガを12年続けたのち、2015年には全米ヨガアライアンス公認RYT200の資格を取得。ハワイのカハラホテルで定期的に指導を行っている。日本帰国時にも、ヨガ講座での指導やタレント活動を行う。1男3女の母。
山本 華子
ヨガ&フィットネス講師。スタジオBeet代表。指導歴23年。1974年広島生まれ。日本女子体育短期大学舞踊専攻科にて世界の舞踏やダンス、体の基礎知識などを学び、卒業後はフィットネス講師となる。30歳のときに体調を崩しヨガ講師に転向。それらの経験を生かした指導力やヨガ、フィットネス、東洋医学など幅広い知識が好評で多くの人々の支持を得る。
イラスト/しおたまこ 文/FYTTE編集部