1日中家にいると、だんだんとやる気が出なくなってなにをするにも億劫…。GWを待たずして、すでに五月病のような状態になっていませんか? そんなときには、体を気持ちよく動かすことが一番! まずは、1日の始まりである眠りから覚めた朝、まだまだ体はオフモードの状態で、気楽に行えるエクササイズを習慣にすることで、ムリなくオンモードに切り替えることができますよ。
Contents 目次
寝起きにチャレンジ! 眠気&だるさすっきりエクササイズ ステップ<1>
<1>ベッドや敷布団などの上であお向けになり、両手と両足を天井方向へ上げたら、力を抜いてブラブラと振ります。
<2><1>をほどよくくり返したら、手足の指に力を入れてしっかりと指の間を開きます。このとき、足首は体側へ曲げて。
慣れるまではとくに足指を開くことを意識して行うと◎。
5本の指それぞれがしっかり開けるようになるのが理想的です。毎日続けるうえで目標にしてみてください。足の指に合わせて、手の指も最大限に開くようにしましょう。
<3>足首は体側に曲げたまま、両手と両足の指を強く握ります。やはり握るのも、足の指は慣れるまでが難しいので、しっかり気持ちを意識して行いましょう。
この流れを適度にくりかえして。
寝起きに! 眠気&だるさすっきりエクササイズ ステップ<2>
<1>ベッドや敷布団の上であお向けになり、両腕を頭上に伸ばして手を組みます。
<2>体全体でアルファベットの「C」の文字を作るイメージで、両腕、両脚を右側に傾けます。
このとき、「C」のカーブを描く左側のわき腹からわきにかけて気持ちよく伸ばしてキープ。両足はそろえて寄せてください。また、左側の背中が、床から浮いてしまいがち。なるべく床から離れないように意識して行うと、効果的なエクササイズができます。
しばらく「C」の形をキープしたら、<1>の姿勢に戻り、逆側も同様に行ってください。
寝起きに! 眠気&だるさすっきりエクササイズ ステップ<3>
最後のエクササイズは、床に座って行ってもよし、立って行ってもよし。いずれもラクな姿勢で行います。
<1>両ひじを曲げて中央に寄せながら、背中と上半身を丸めます。お腹をヘコませて、うしろへ引くイメージです。
両ひじは寄せたまま、なるべく下に引くようにするのがポイント。左右の肩甲骨の間が離れて、効果的なエクササイズができます。
<2>両ひじを上げながら、左右それぞれ外側方向へ回しながら胸を開きます。このとき、左右の肩甲骨を中央に寄せるように意識してください。
ひじはななめ下まで下げ、上半身を反らせるようにして胸を開きましょう。
再び両ひじを上げて、中央に寄せながら元の位置に戻ります。
この流れを、ほどよくくり返してください。
どの動きも息を止めないように注意しながら、体全体をほぐすように、新鮮な空気を体にとりこむように行うとよいですよ。ぜひ、朝一番にやってみてくださいね。
取材・文/高田空人衣