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【おうちトレーニングのお悩み解消!】自己流で運動をしても筋肉痛にならない…フォームが間違っているの?
トレーニングをしたのに筋肉痛がこない…と不安に感じたことはありませんか? 今回は SNSで寄せられた「筋肉痛にならない」「正しい姿勢がとれているか不安」というお悩みに、モデルでパーソナルトレーナーの八木知美さんがアドバイスしてくれました。効果的に鍛えるためにも、正しいフォームと自分に合ったトレーニング強度を知りましょう。
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筋肉痛にならないのは「トレーニングの強度不足」と「フォームの間違い」かも!?
運動などによって筋肉に負荷がかかり、筋繊維にダメージが蓄積することで筋肉痛が発生します。その後、回復時には以前よりも強い筋肉へと修復され、トレーニングを行うごとに段階的に筋肉が鍛えられていくのです。
それではトレーニングをしても筋肉痛にならないことがあるのはなぜでしょうか。その疑問に、八木さんは「強度が足りていないこと」と「フォームが間違っている可能性があること」を指摘します。
「トレーニングの強度が自分に合っているか、そして正しいフォームでできているか…この両方が揃っていないと筋肉痛にはなりません。
特に強度は人それぞれで、本当は『何回やりましょう、何分やりましょう』というのが難しいんです。筋トレ初心者や、あまり運動をしていない人は筋肉痛になりやすいですが、ふだんから運動をしている人だと、軽いトレーニングでは筋肉痛にならないことも。
その場合、まずは回数を1.5〜2倍に増やしてみましょう。例えば、これまでスクワットを30回していたのなら、50回に増やして取り組んでみてください」
自分のトレーニングを動画に撮ってチェックして!
トレーニング中のフォームのチェックについては、「全身が映る鏡の前で行うこと」が理想だという八木さん。大きな鏡が自宅にない場合は、携帯などで動画を撮影しておくことがおすすめだそうです。
「自分のトレーニングフォームを、いろいろな角度から撮っておいて、トレーニング後にYouTubeなどにアップされているインストラクターさんのフォームと比べてみてください。きっと上半身の傾きや姿勢の悪さなど、改善点に気づくことができるはず。一見シンプルなように見えるスクワットでも、『ここまでしか沈んでないんだ!』と驚く人も多いはずですよ。
とはいえ、『筋肉痛が来ないとトレーニングの意味がない』というわけではありません。たとえ軽度のトレーニングでも、心拍数は上がりますし、血流もよくなり、カロリー消費につながります。気をつけたいのが、『間違ったフォームで続けていること』です。ケガにつながるなどのリスクがあります。ケガをしないためにも1度自身のフォームを確認して、正しいフォームを身につけてください」
動画での撮影は、ひとり暮らしの人でも簡単にとり入れやすいフォームの確認方法です。正しいトレーニングフォームを知り、自分に合った強度のトレーニングを行いましょう!
撮影/山上忠 ヘア&メイク/斎藤節子 取材・文/佐藤有香