新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が延長され、「近所を走ってみようかな」という人も増えたかと思いますが、ここで最近話題になっているのがランナーのマスクエチケット。
“苦しい”というイメージがありがちなマスクランですが、ネックゲイターをマスクとして使えば苦しくないし、アレンジ力も抜群! FYTTEランニング部部長で、ランニングアドイザーのわたくしヤハラリカがその活用法をご紹介します♪
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ランナーはウイルスをバラまくのか?!
「自覚がなくても、もしかしたら走りながら(呼吸で)ウイルスをバラまいているかもしれない?!」ということで昨今、ランナーのマスクエチケットが呼びかけられています。「私は大丈夫!」といっても本当にウイルスを持っているかいないかなんて本人も、ましてや知らない人にはわかりませんし、今のご時世、マスクをするのはエチケットなんですよね。ただでさえ皆が見えないウイルスに恐怖や不安を感じているので、お互いに嫌な思いをしないように、マスクをするのが私もいいと思います。
といっても苦しくない素材のマスクは今なかなか手に入りづらいので私も使っているネックゲイターがおすすめ! アレンジ力も高いですし、じつはマスクランにはメリットもいっぱいなんです!
機能性ネックゲイターなら苦しくない!
じつはわたしは新型コロナウィルスが発生する前からマスクランを行っていました。というのも、知っている人もいるかと思いますが私は砂漠ランナー(#ヤハラサハラ 参照)。砂漠では頻繁に砂嵐が起きるので、マスクは必須なんです!
私が毎回マスクとして使用しているのがネックゲイター。使い捨てマスクよりも苦しくないですし、いろいろなかわいい柄や形があってマスクとしてだけでなくアレンジ力も魅力。
例えばこちらは耳にかけるゴムが付いていてずり落ちませんし、めくると穴が空いていて呼吸がしやすくなっています。夏用のさらさらとした素材なので風がふくとひらひらと涼しいのも特徴です。苦しいと感じている人はこういう機能性を重視して探してみてくださいね。
マスクランのメリット
じつはマスクランにはほかにもメリットがあります。
・夏は日焼け止め
・冬は防寒
・砂嵐対応(主に砂漠)
苦しいからマスクは嫌だ!という人もいますが、ダッシュすればマスクしてもしなくて苦しいですし(笑)、生活がかかっているプロランナーでもなく、大会もないんですから、今はゆっくりと、「走らないよりはずっといい!」くらいの余裕をもった気持ちで楽しんで走れるといいですね♪
アフターコロナも年中使える! 便利でおしゃれなアレンジ♪
まずは王道。首につければ夏は日焼け防止にもなります。特に首の裏はうっかり焼けをしがちですし、暑くなると一気に熱中症のリスクも高まります。私も砂漠では直射日光が首に当たらないように常にしていました。そして寒いときはマフラー代わりの防寒対策にもなります。
ヘッドバンドとしても使用頻度は高め。風が強いときは帽子の上からつけて飛ばないようにすることもあります。髪の毛をびっちり結んでヘッドバンドをすると洗顔をする人みたいになってしまうので(笑)、後頭部のあたりにボリュームをだしたり、後れ毛をだすとこなれた感じになりますよ♪
今はいろいろなデザインがあるのでその日の気分やコーディネートのアクセントにするのも楽しいですね♪ ほかにも、リストバンドにして汗を拭いたり、帽子代わりにすることもできます。
人がいない時間帯を選んで走る
とはいっても、やっぱり人がいない(少ない)時間を選ぶのが大前提。わたしは都心から離れ、自然の多いエリアに住んでいるのでちょっと早起きすれば人がほとんどいません・笑。それでも10時〜20時ころを避けています。
いかがでしたでしょうか? なにかと不安にかられるご時世ですが、1日1時間程度の外での運動は認められているので、そんな気持ちを吹き飛ばすためにも、ちょこっとランニングはおすすめ。それに太陽の光を浴びるとビタミンDが生成され、憂うつな気分を晴らしてくれる効果もあるんですよ! いつか必ず収束することを信じて、この時期を乗り越えましょう!