ハワイ島の活火山から湧き出る水が、アスリートに適していると話題だそう。ランニングやウォータースポーツなど、さまざまなアクティビティも盛んなハワイでは、お水も含有成分を選んで飲むのが正解、のようです。
Contents 目次
ハワイ島で作られる水とは?
ハワイ島で湧き出た水を飲んだことはありますか?
じつは飲んでみると甘く新鮮であると感じるんです。それはハワイ島にあるマウナロアという活火山の麓から湧き出る水だからと言われています。噴火によってできた山は天然のフィルターとなり、ハワイ島に降った雨が長い年月をかけてそのフィルターを通り、湧き出てくるのです。また太平洋から湧き上がった雲が雨を降らせ、さらには雪も降り、それらすべてが、ハワイ諸島の自然な水を作る元となります。
太平洋に降った雨そしてマウナケアの山頂に降る雪が4000メートルの火山岩層を通って湧いてくるので、ミネラルが豊富と言われています。またアルカリ度8.0ph以上は加工無しの自然の中で生まれてくる水でもあります。さらにマグネシウム、ポラシウム、カルシウム、天然の電解質水などが含まれる天然水。大きなごみや浮遊物を除去しただけで、自然の湧水を飲んでいるのと同じ効果が得られると言われています。
なぜアルカリ水が体に良いの?
私たちの体が食べ物や水から十分なミネラルやアルカリ水を得られないと、次第に骨からその成分を体に送ろうと働き始めます。アルカリ性の水は、強い免疫作用や強い体を作ることを助けるといわれています。さらにアルカリ水は、アンチエイジングの作用を促したり、運動中の細胞をリフレッシュしたり、血液中に優良な水分を補給する助けも行います。ですから、スポーツ選手には有効と言われます。
参考までに、ハワイ島で湧き出る Hawaii Volcanic 水には、以下のような成分が含まれています。(数字は、Hawaii Volcanic 提供の平均値)
自然なアルカリ ph度 -8.0
シリカ -39mg/l
マグネシウム -2.6mg/l
カリウム(ポタシウム)- 1.9mg/l
カルシウム – 4.8mg/l
ケイ素
成人は、1日に20-30mgのケイ素の摂取が必要とされています。心臓疾患の予防や髪や爪を強くする働きを助けます。
マグネシウム
人間の体はある一定のマグネシウムを細胞に保有しています。非常に重要な筋肉の収縮や神経細胞の伝達を助ける役目をしています。俗に足がつる、といった場合、このようなミネラルが不足していることも大いに考えられます。
カルシウム
骨、歯、そして細胞膜の発育に必要です。確実に、神経や筋肉のインパルスが伝達され、血液凝固を防ぐ働きがあります。
カリウム(ポタシウム)
細胞の活性化を促す作用があります。筋肉の収縮及び心臓の伝達などにおいて特別な役割を持っています。
汗が大量に出ることによって、体の中にある電解質やミネラルが足りなくなります。不足すると、足がつるなどの症状が出始めます。ですから、電解質水やミネラルの補給が必要になるわけですが、このハワイの水は、そんな状態にぴったりの水です。ガラスボトルでの販売もしているのは、地球にやさしいリサイクルを目的にしています。ハワイではタイムスやフードランドといった地元のスーパーで買うことができます。
ぜひハワイに遊びに行った際に、ひと口飲んでみてはいかがですか?
写真・文/佐藤しのぐ、ホリ・コミュニケーション