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45歳・主婦がタオル1本でウエスト10cm減のくびれをゲット! 肋骨を絞めるだけのかんたんメソッド♡ #Omezaトーク
7月に入り、半袖やノースリーブなどの二の腕を見せるトップスや、ボディラインが出やすいボトムスなど、夏らしいアイテムを楽しめる季節になりました。でも、「コロナ太りしちゃって夏服を着るのがゆううつ…」という人もいるのでは?
できることなら、ラクにボディラインを整えたい…そんなときに見つけたのが、この『タオル1本でくびれを作る 肋骨締め』(KADOKAWA)。Instagramのフォロワー数7万超えの人気インスタグラマー・45歳・主婦が考案した、だれでもカンタンにできる驚きのメソッドが載っています。今回は本書についてレビューしていきたいと思います。
Contents 目次
この本に惹かれたのは、「タオル1本でくびれを作る」というキャッチーなワードとともに、表紙に載っている見事なまでにくびれた美しいウエスト。モデルは著者のmakahou2さんで、なんと45歳! 細いだけでなく、バストとヒップとのバランスがよく、お肌にもハリ・弾力があり、ナチュラルについた筋肉がもうため息モノです! Instagramのフォロワー数は7万人を超える人気のインスタグラマーだそうですが、この美しいウエストを一度見たら忘れられませんよね。早速私もフォローしてしまいました(笑)。
makahou2さんは、本書の中で、
「目指すべきは『細い体』ではなく『しなやかなボディライン』」
と言っています。本書で紹介されているのは、あくまでも「ダイエット」ではなく、「ボディメイク」。ご自身がボディメイクにこだわるのは、過去にダイエットに失敗した経験があるからだと言います。毎年少しずつ増えていった体重が、37歳のときに60キロになり、そこから7か月で9キロ落としたものの、今度は筋肉が落ちて、メリハリのない棒のような体型になってしまった。そのときに、「やせること=キレイになる」ではないことに気づき、そこから試行錯誤した結果、このタオルを使った「肋骨締め」というボディメイキングにたどりついたそうです。
最初は表紙に惹かれた本でしたが、このエピソードを読んで、30代半ばから延々太り続けてきた私と重なるところがあり、「ひょっとしたら、makahou2さんのように…いや、もとが違うからここまで美しくはなれないにしても、この状態からは脱出できるんじゃないだろうか?」と、期待が高まります。
肋骨を締めることがウエストのくびれにつながるのはなぜか? じつは、肋骨は腕や足などのまっすぐな太い骨とは違い、柔軟で、弓のようにしなやかなため、肋骨を締めることで肋骨のゆがみを整えることができるそうです。すると、そのほかの骨格も整い、姿勢がよくなり、日々くり返していくことでボディラインが整えられていくのだとか。このとき、同時に腹式呼吸を行うとエネルギーを消費するため、自然と代謝アップにもつながり、やせやすい体に。いろいろな効果が期待できるのがうれしいですね。
また、makahou2さんが普段から実践している下半身やせに有効なウォーキングやくびれにつながるストレッチ、ヘルシーメニューのレシピなども紹介されていて、美ボディづくりに必要なメソッドが1冊にギュッと詰まっているのも◎。
ちなみに、レシピページに載っている「ココアバナナプリン」と「米粉のマカロン」がとてもおいしそうなんですが、こんなメニューがギルトフリーなら、やる気も倍増しちゃいそう。
実際に、この「肋骨締め」を本書のオススメの通り、朝食後と入浴後の1日2回、各3分程度試してみました。タオルを肋骨の下あたりからアンダーバストに向けて、3段階に分けて締めていくのですが、キュッと体の内側が上方向に持ち上がって引き締まる感覚が得られ、背すじが何となく伸びた感じがしました。クラシック・バレエでは、よく「引き上げ」という言葉を使うのですが、これは丹田あたりに意識を集中させ、肋骨の真ん中あたりと背骨から首すじを通って、頭のてっぺんまでが1本の棒だとイメージし、その頭のてっぺんが天井に引っ張られているような感覚を持つことを言い(表現は人によってさまざまですが)、まさにこの「肋骨締め」をしていると、体が引き上がるような感覚が得られたのです。自粛生活が落ち着いたら、久々にレッスンに行ってみようと思っているので(その前にやせなければ…)、ボディメイキングはもちろん、「引き上げ」の感覚をつかむのにもすごくいいと個人的には思います。
ちなみに、いま「肋骨締め」をやって3日が経ちましたが、心なしか姿勢がよくなり、肩こりも少し緩和された気が!
makahou2さんは、ウエストがマイナス10cm、アンダーバストもマイナス10cmに落としたあと、ずっとキープされているそうなので、日々続けていくことが大切なのかもしれませんね。本当にカンタンにできるので、これならだれでも毎日続けられるはず!
「年齢的に代謝が落ちてしまって、以前のようにやせる方法がわからない」という年齢的な悩みを抱えている人、「あまりハードなトレーニングをしないでボディメイキングをしたい…」とラクして美しくなりたいという人に、特にオススメです♪
『タオル1本でくびれを作る 肋骨締め』makahou2・著、藤澤孝志郎・監修(KADOKAWA)
(編集 けーこ)
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。