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バスケットボール 大崎佑圭選手の結婚・出産してもプレイヤーとして活躍し続ける理由 ♯アス女飯
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アスリート夫婦、お互いを思いあって作る食事
大崎選手が「いい距離感で見守ってくれていると思う」と話す旦那様とは、お互いに多忙で週末試合があったりするとなかなかゆっくりする時間も少ないということもあり、一緒に食事できる日は家族で食事をとるそうです。
大崎家の食卓は基本的には大崎選手が作るそうですが、旦那様も料理好きらしくときどき作って振舞ってくれるそうです。うらやましいですね!
そこで今回は大崎選手にはバランスにこだわった朝食の中から「オートミール梅がゆ」とひと皿で大満足の「野菜のたっぷりそうめん」のレシピを教えていただき、旦那様のお手製料理もご紹介していきます。
それではアスリート人生を支え合うアスリート夫婦の食事3品をご紹介していきます。
【朝ごはん献立】
おみそ汁、オートミールの梅がゆ、カブのドレッシング和え、味玉、小松菜とツナの和物、なすの煮浸し
野菜もしっかりととることを意識して作る和の朝食が多いそうです。
【オートミール梅がゆ】
<材料 1人分>
梅干し 大粒1個
長ねぎ 1/6本
水 200ml
オートミール 40g
粉末昆布だし 2g
塩昆布 少々
しそ 少々
<作り方>
1.梅干しは種をとって叩き、長ねぎはみじん切り、しそはせん切りにする。
2.水(200ml)を入れた鍋にオートミールを入れて弱火にかける。
3.粉末昆布だしを入れて好みのとろみになるまで混ぜながら煮込む。
4.火が通りとろみがついたら(1)の梅干しを入れて器に盛る。
5.お好みで塩昆布、(1)の長ねぎ、しそを添えて完成!
粉末昆布だしの代わりにお茶漬けの素で味つけするのもおいしくできておすすめだそうです!
【野菜たっぷりそうめん】
<材料 1人分>
卵 1個
きゅうり 2/3本
オクラ 3本
みょうが 1個
トマト 1個
そうめん 1束
サバ缶 1缶
麺つゆ(昆布系濃縮タイプ) 適量
<作り方>
1.沸騰したお湯に卵を入れる。(冷えた卵で6分間、常温の卵は5分)ゆで上がった卵は そのまま水の中で殻をむき半熟卵を作っておく。
2.きゅうりはせん切りに、オクラはゆでて小口切り、みょうがも細めの輪切り、トマトはひと口大にカットしておく。
3.そうめんは、ゆでて、水洗いをし、しっかり水切りをしたらお皿にのせて、(2)でカットした野菜(きゅうり、オクラ、みょうが、トマト)をトッピングし、(1)の半分にカットした半熟卵をのせる。
4.サバ缶を開けて、細かくほぐしたらトッピングした野菜の上にたっぷりとのせる。
5.最後に濃縮タイプのめんつゆをお好みでかけたら完成。(お好みの濃さに薄めてください)
続いて、旦那様特製の一品をご紹介します。
【野菜たっぷりタコス】
<材料 1人分>
玉ねぎ 1/3個
にんにく 1かけ
アボカド 1/3個
サラダ油 適量
豚ひき肉 40g
トマトケチャップ 適量
中濃ソース 適量
タコスの皮 1枚
サラダ菜 大きめのもの1枚
トッピング用チーズ 20g
レモン 1/5個
マヨネーズ 適量
ハバネロソース 適量
<作り方>
1.玉ねぎとにんにくはみじん切りに、アボカドはひと口大にカットして色が変わらないようにレモン汁をかけておく。
2.熱したフライパンに油を入れて、(1)のにんにくと玉ねぎを弱火で5分ほど火を通し、豚ひき肉を入れて茶色く色づくまで炒める。
3.炒めた豚ひき肉はトマトケチャップと中濃ソースで味つけしておく。
4.両面フライパンで軽く火を通しておいたタコスの皮の上にサラダ菜をのせ、炒めた豚ひき肉、トッピング用チーズをふりかけ、(1)のアボカドをのせる。
5.カットしたレモンを添えて、マヨネーズとハバネロソースをトッピングしたら完成。
炭水化物、たんぱく質、野菜を意識して作られた一品です。
旦那様の家族愛が詰まった料理ですね。
最後に、延期された東京オリンピックへの想いを語っていただきました。
「自分のためのオリンピック」から「家族のためのオリンピック」に
大崎選手にとってオリンピックは自身のバスケット人生をとらえるうえで特別な意味をもつ大舞台でした。リオ五輪が自分のため、だったとしたら、東京五輪は違った心境で臨むものだと話してくれました。
「私が大崎姓でプレイする理由のひとつに家族への感謝の気持ちがあります。今、こうしてプレイできているのは“家族の支え”があってこそだと思っているんです。
今、東京オリンピックの開催が延期され実現可能か自問自答しています。正直、今の時点では答えは出ていません。来年に延期された東京オリンピックを目指すかどうか、そもそも2020年度の代表選考も発表されておらず、可能かどうかわかりません。最終的にどう答えを出すにしても、私にとってリオ五輪は“自分のため”でしたが、東京五輪は“家族のため”のオリンピックです。
家族や周りへの感謝の思いで臨む想いは大切にしたいです。チャレンジさせてくれた感謝の気持ちは、自分がこの先どういった選択をするにせよ、変わらずに持っていようと思います」(大崎選手)
東京五輪延期は、やはり大崎選手にとって厳しい運命でした。子育てをしながら挑んだオリンピック。前例のない中で挑戦をした事実こそが、彼女らしく生きるための選択だったのだと感じました。
素晴らしい30代を!
そしていつまでもバスケットボール界で活躍してほしいです。
【取材協力】大崎佑圭選手(旧姓:間宮)
東京都出身、女子日本代表バスケットボール選手。コートネーム「メイ」。2009年東アジア大会で初のA代表入り。2012-13シーズンは得点ランキングで1位になり、ベスト5に選出、初めてレギュラーシーズンMVPに選出。2013年アジア選手権では優勝に貢献し、大会ベスト5に選出される。2013-14シーズンには、初めてプレイオフMVP選出。2016年リオデジャネイロオリンピック日本代表。2017年度の日本代表チーム候補選手に選出された際に結婚後の苗字を名乗り、以降大崎姓でプレー。2018年12月1児の母となり、2020年1月、日本代表復帰を果たす。
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