お腹ぽっこりお腹の脂肪をなんとかしたい! そうはいっても、脂肪によってアプローチの仕方が異なるのはご存じでしょうか? 今回はお腹についたぷよぷよの皮下脂肪を撃退するエクササイズを、バレエダンサーの武田亜希子さんに教えていただきました。
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今回攻めるのは“皮下脂肪”
皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下にある脂肪のこと。お腹でいうと、パーンと張っているタイプではなく、手でお肉がプヨっとつまめるタイプのことを指します。
脂肪は、内臓脂肪のような体幹部に近い脂肪から先に落ちていくため、皮下脂肪は落とすのに時間がかかるため、食事制限をしっかり行いながら適切な運動を継続することが、結果を出すために効果的なアプローチの仕方になります。
皮下脂肪が気になる箇所は人それぞれかと思いますが、今回はお腹の皮下脂肪にアプローチするエクササイズをご紹介します。
エクササイズ前にお腹のお肉をつまんで、少しずつ横に移動させながら、皮下脂肪をほぐして行ってみて。まずは自分にどのくらい皮下脂肪がついているのか、自覚することも大切です。
お腹の皮下脂肪燃焼エクササイズ ステップ<1>
まずは腹部全体の皮下脂肪を燃焼するのに効果的なエクササイズから始めていきます。
<1>ひざを曲げて床に座り、両足を腰幅に開きます。両腕は前方に、背すじはまっすぐ伸ばします。
<2>骨盤をうしろに傾けながら、背中を丸めるようにして上半身を床のほうへと下ろしていきます。お腹は引き締めながら、背骨をひとつずつ床につけていくイメージです。
<3>余裕がある人は、床につくギリギリのところまで下ろしたら、動線をたどるように腹筋を使って<2>の姿勢に戻ります。起きてくるときも、背骨をひとつずつ床から上げていくイメージです。
この動きがキツイ人は、下ろす角度を浅めにしてみて。
目安として5回程度。慣れてきたら回数を増やしていってください。
お腹の皮下脂肪燃焼エクササイズ ステップ<2>
つづいて、わき腹の皮下脂肪にアプローチするエクササイズです。
<1>あお向けに寝たら、両ひざを曲げて両手は後頭部に置きます。
<2>息を吐きながら、ひざを曲げたまま右脚を上げ、左ひじと右ひざをお互いに寄せ合います。できる人は、ひじとひざがつくように。
このとき、わき腹が使われている感覚があると効果的です。脚を寄せ過ぎるのではなく、首を上げて腹筋を使って、お互いを寄せ合うことがポイント。
<3><1>の姿勢に戻り、反対側も同様の動きを行います。回数は目安として、左右で各5回。
最初はゆっくりと、慣れてきたら回数を増やした、リズミカルに行うことで、より効果的なエクササイズができます。
お腹の皮下脂肪燃焼エクササイズ ステップ<3>
最後はさらに燃焼レベルを上げた、エクササイズに挑戦しましょう!
<1>あお向けに寝たら、両手は後頭部に添えます。余裕がある人は、床から頭を上げます。目線はお腹に向けて、ひざを自然に伸ばし、両脚を床から直角に上げましょう。
<2>息を吸いながら、両脚を床に向かって下ろしていきます。このとき、腰が浮かないように腹筋をしっかり使うことを意識して。
余裕がある人は、床ギリギリまで下ろします。
腰が浮いてしまう人は、下ろす角度を浅めにしてみましょう。この動き自体がツライ人は、ひざを曲げて行ってもOK。
息を吐きながら脚を上げて、<1>に戻ります。目安としてこの流れを8回。慣れてきたら、回数を増やしていってください。
次回は背中の皮下脂肪にアプローチしたエクササイズをご紹介します。
取材・文/高田空人衣