ジムや自宅でトレーニングをするとき、ヘアスタイルはどうしていますか。ヘアスタイルは、お気に入りのウエアと同様、トレーニングのモチベーションアップにもなるもの。動きやすいのに映えるヘアアレンジを、ヘアメイクアーティストの福寿瑠美さんに教えてもらいました。
Contents 目次
ヘアアレンジの楽しみをトレーニングのモチベに
トレーニング時のヘアスタイルは「動きやすさ」が大前提。でも、「今日はこんな髪型でトレーニングをしよう!」という気持ちや、トレーニング中に鏡に映る自分のヘアアレンジがステキだとテンションが上りますよね! そこで、体の動きと気持ちにスイッチを入れてくれる、手軽なヘアアレンジを4パターンご紹介します。
モチベアップに十分なキュートなアレンジ
頭頂部で右巻きと左巻きにランダムにねじったアレンジが特徴的。ピンを2本使い、「×」の字にしっかりとめることで、髪型が崩れにくくなります。
<アレンジの方法>
(1)頭頂部の髪を、まず左右2つに分けます。さらにそれぞれを2つに分け、合計4つの束にします。
(2)左側の2つの束はそれぞれ右巻きに、右側の2つの束はそれぞれ左巻きに、後頭部に向かってねじっていきます。
(3)頭頂部全体をねじったら、ピンを2本使って「×」の字にして、それぞれの束をとめます。
アクティブだけど雰囲気はやさしく
編み込んでいるため、動きやすいスタイルですが、束ねた先のヘアはふんわり。アクティブな印象だけでなく、やさしい雰囲気も感じるアレンジです。
<アレンジの方法>
(1)頭頂部の髪を1:9くらいに分け、それぞれ編み込んでいきます。
(2)「9」のほうの編み込みに、「1」のほうの編み込みを寄せていき、2つの編み込みをサイドでまとめてゴムでとめます。
(3)束ねた毛先をほぐして、ボリュームを出します。
新たなチャレンジをしたくなる編み込みヘア
頭全体をきっちりと編み込んだスポーティなスタイル。どんなポーズにも動じないヘアで、ちょっとハードなトレーニングにもチャレンジしてみて!
<アレンジの方法>
(1)おでこの上あたりで髪を少量とり、左右2つの束にします。それぞれの束を軽くねじってピンで仮どめしておきます。
(2)髪全体を左右に分けて、(1)でとめた髪を含めてそれぞれ編み込みます。毛先部分は三つ編みにし、ゴムでとめます。
(3)(1)でねじっておいた髪を少し引っ張って、頭頂部に変化を出します。
ピンをアクセントにした前向きヘア
高い位置で髪をひとまとめにすることで、表情が引き上げられ、前向きになれるアレンジです。片側に寄せたワンテールや、ピンもアクセントに。
<アレンジの方法>
(1)後頭部のやや右、または左寄りの高い位置で、すべての髪をひとまとめにします。高い位置でとめるのが難しかったら、頭を下に向けるとやりやすくなります。
(2)ヘアをまとめた側と反対側の耳の上で、ピンを数本とめます。
撮影/山上忠 ヘアメイク/福寿瑠美(ピースモンキー) モデル/京乃ともみ 取材・文/馬渕綾子