骨格矯正ピラティストレーナーのmieyさんが、理想の脚を手に入れる方法を教えてくれる当連載。かつて、減量には成功したものの、脚だけがムキムキに太くなってしまったmieyさんが、自らの経験をもとに正しい脚やせ法を伝授。今回のテーマは「ふくらはぎやせ」です。
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足ほぐしと「グー」ポーズで、ふくらはぎ本来の機能を取り戻す
脚のなかでも、子持ちししゃものようにこんもりしたふくらはぎに、長く悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そんなふくらはぎを見ると、「スポーツをがんばってきたわけでもないのに、なんでこんなに張っているんだろう?」という疑問も頭をよぎりますよね。ふくらはぎの太さには、じつは「足首」が大きく影響しているといいます。
「足首の関節が硬いと、足裏のアーチが崩れて姿勢が不安定になり、ふくらはぎによけいな負担がかかってしまいます。また、ふくらはぎの筋肉は足首が動くことで収縮し、血液やリンパの流れを促します。そのため、足首が硬くて動きにくいと、老廃物やよけいな水分がたまり、むくんで太くなってしまうんです」
そのため、柔軟性を高め、動きやすい足首にすることが、ふくらはぎやせの近道なのです。
「まず、足指や足裏をほぐして足裏のアーチを取り戻し、足首の動きを改善します。足は先の狭まった靴や高いヒールの影響で、こりやすいんです。続いて、足指を『グー』にして、すね部分を鍛えます。すね部分が働くと、反対側にあるふくらはぎの負担がやわらぎます」
mieyさん厳選のふくらはぎやせメニューで、「脱・ししゃも脚」を目指しましょう!
では、早速動画で動きをチェック!
足のこりをほぐして、足裏アーチを取り戻す
1
床に座り、左脚のひざを立てます。左足の親指を右手で持って手前に、人さし指を左手で持って奥に動かし、指と指の間を伸ばします。続いて、親指を奥に人さし指を手前に。これを3〜4回くり返します。持つ指を替えながら同様に行い、すべての指の間を伸ばします。
2
片側の足裏を手前に向け、母指球の下側、足裏の少し中心寄りにあるくぼみに、左右の手の親指を当てます。親指でくぼみを押し、足裏にゆとりをつくるようにほぐしていきます。反対側の足も同様に。
3
片側の脚のひざを曲げてかかとを持ち、足首を揺らします。足の力を抜き、ぶらぶらと揺らしましょう。反対側の足も同様に。
4
座ったまま、片側の足のかかとを床につけます。両わきから両手でかかとを持ち、足の甲のいちばん足首寄り、足首の始まりあたりの場所に、両手の親指を当てます。足の甲を手前に向けながら、親指に当たる骨をグーっと足首に向かって押し込みます。
すねを鍛え、ふくらはぎの負担をやわらげる
1
床にあお向けになり、両脚を伸ばします。ひざを曲げて右脚を持ち上げ、両手で太ももをつかみます。
2
太ももをつかんだまま、右ひざを伸ばし、足裏を天井に向けます。つま先は頭のほうに向けて。かかとで天井を蹴り上げるように、ここで10キック。
3
かかとを天井に向けた状態のまま、指を丸めて足を「グー」にします。ぎゅーっと丸めて、ここで10秒キープ。指を丸めようとして、つま先が天井に向いてしまわないように注意。かかとは常に天井に向けて蹴り上げておきましょう。
mieyさんの脱・ししゃも脚エクササイズ、いかがでしたか?
もっと美脚になるエクササイズを知りたい! もっとmieyさんのことが知りたい!という人に朗報です。
6月26日(土)13時より、FYTTE主催のオンラインイベント「The Fit & Wellness Live2021」が開催されます。本イベントのトップバッターとして、mieyさんが「見た目が確実に変わる!美脚エクササイズ」と称して、45分間のレッスンを行います! 気になる人はぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
動画撮影/西園貴志 スチール撮影/我妻慶一 動画編集/横山風花、中道祐弥(Co-Conectar)取材・文/馬渕綾子