夏はお腹がすいているのに、思うように食べられない…いわゆる食欲不振に悩まされたりすることってありますよね。そんな食欲不振も夏バテのひとつ。今回は、食欲不振対策におすすめのエクササイズをバレエダンサーの武田亜希子さんに教えていただきました。
Contents 目次
食欲不振対策エクササイズ ステップ<1>
まずは、食欲不振を訴える内臓をリラックスさせるエクササイズです。胃腸を温めることにも効果的ですよ。
<1>ラクな姿勢で立ち足を広めに開きます。全身の力を抜いて、両手を体の前方、低めの位置で組みます。
<2>上半身を左右に振ります。少し姿勢を前傾ぎみにして胴体を使っている意識を持つと◎。
この流れをほどよくくり返します。
このエクササイズは、食欲がないときだけでなく、冷たい飲みものを飲み過ぎて、胃腸が冷えたときにやるのも効果的です。気楽な気持ちでリラックスして行いましょうね。
食欲不振対策エクササイズ ステップ<2>
続いては、腹部を伸ばすことで胃腸をリラックスさせてくれるエクササイズです。
<1>うつ伏せに寝ます。両脚を開き、両手を床についたら上半身を上げましょう。背筋は使わず、両手にしっかり体重をのせて、腕の力で上半身を上げると、腹部が伸びて気持ちよくストレッチできます。このとき、肩が上がっていてもOK。
<2>骨盤を持ち上げて正座をします。上半身を前方に倒し、腕を伸ばしてリラックスしましょう。
こちらのエクササイズも、食欲がないと感じたときに気楽な気持ちでリラックスしながら行うことがポイントです。
食欲不振対策エクササイズ ステップ<3>
最後は、骨盤の動きを意識してほどよく腹筋を使うことで、内臓の働きをアップさせてくれるエクササイズです。
<1>体育座りをします。腹筋に力を入れて背すじを伸ばしましょう。
<2>息を吐きながら、お腹をえぐるようにお腹を引き締めて骨盤を後傾させます。
<3>上半身を左右の片側へとひねります。腹筋の横側(わき腹あたり)が使われている感覚を意識してください。
<4>上半身を正面に戻しながら、腹筋を使って後傾している骨盤を起こして<1>に戻ります。
反対側も続けて行い、この流れを目安として10回~20回くり返します。まずは体力に合わせてムリせずやってみてください。
このエクササイズは、骨盤から動かすことを意識して行うと、より腹筋に効きますよ。
暑い日が続いていますが、冷たいものばかりとるのは控えつつ、このエクササイズをぜひとり組んでみてくださいね。
取材・文/高田空人衣