年末年始は、テレビや動画、久々に会う人たちとの談笑に夢中になって、気がつけば夜ふかし。そんな生活が続いていた人もいるのでは。また、なかなか生活リズムが戻らずに困っている人もいるかもしれませんね。寝不足が続くと、自然と体調も悪くなってしまうもの。そこで今回は、夜ふかし続きで自律神経が乱れてしまった体を整えるエクササイズをご紹介します。
Contents 目次
体調不良改善エクササイズ ステップ<1>
まずは、就寝前におすすめのエクササイズです。寝つきもよくなりますよ。
<1>片脚を伸ばして体の前に伸ばし、もう片方の脚は股関節から開いてひざを外へ曲げて座ります。息を吐きながら、前方に上半身を倒してストレッチします。
<2><1>の状態から、腕を体の前方から大きく円を描くようにまわし、元の位置まで戻します。
上半身全部を使って、大きくまわすことがポイントです。
<3>目安として5回行ったら、反対側も行います。
このエクササイズは、ストレッチされて気持ちのよい感覚が得られるように行うことがポイントです。ムリをしたり、負荷をかけ過ぎたりしないようにしてください。
体調不良改善エクササイズ ステップ<2>
体の側面を伸ばすことで、背骨がほぐされます。続いては、自律神経を効果的に整えることができるエクササイズです。
<1>立てひざをついた状態から、片脚を横に伸ばします。
両腕を頭の上へ上げて、脚を出した側の手で、もう片方の手首をつかみます。姿勢はまっすぐに保ちましょう。
<2>息を吐きながら、脚を出している側へ上半身を曲げます。
このとき、手首をつかんでいる方の手で横に引っ張りながら行うと、より効果的なエクササイズができます。
上半身が前傾しやすい動きなので、目線は真正面を向いたまま曲げるようにしてください。この流れを、目安として3回行ってください。ゆっくりと、ていねいに行うことがポイントです。
体調不良改善エクササイズ ステップ<3>
最後は、起床後に行うとおすすめ、自律神経を整えるエクササイズです。
<1>正座で座り、できる人は内またの状態へ。ツライ人はそのままでOK。
<2>両手を体の前で組み、手のひらを外に向けて前に伸ばします。このとき、上半身は後方へと引きます。お腹を引っ込めて、背中をまるめるようにして伸ばします。
<3>お尻を持ち上げて、立てひざになります。両腕は天井へ向かって上げて、気持ちよく伸びましょう。
<4>ゆっくりと元の姿勢に戻ります。この流れを目安として3回行ってください。
このエクササイズは、“背中を丸くする”→“背中を反る”をしっかり意識して行うことがポイントです。
次回は、年末年始にありがちな食べて寝て…をくり返した運動不足の体におすすめのエクササイズをご紹介します。
取材・文/高田空人衣