プロサーファーでモデル、ヨガのスペシャリストでもあるアンジェラ・磨紀・バーノンさんのヨガを通して、心と体の両方を向上させるポーズを毎月1回お届けするコーナー。6月は、強い体と心を作るヨガポーズをお届けします!
Contents 目次
体と心を鍛えるヨガ。トップアスリートのような、強いマインドを作るには?
“Build Your Inner Strength~内面の強さを作る”
つい先日、お友だちとアスリートのドキュメンタリーについて会話をしていて、トップアスリートになるには、人並み以上の練習に技術、才能、そして強いマインドが必要だね。と話をしていました。
この最後の”強いマインド”がポイントで、どんな事があっても諦めない強い心に自分を信じて全力を尽くすことができる人こそがトップに立ち続けるのではないかと私は思うのです。
まさに内面の強さ。
私は自分の内面の強さを今までアスリートとして感じていましたが、それ以上に出産の時にいちばん自分の内面の強さを体験しました。周りの意見より自分の心と体の声をいちばんに聞き入れて、不安よりも大丈夫と信じる強い気持ち。自宅で自然分娩をした私は最後にまるで地響きのような声を出して愛娘を産みました。
私は人間みんなこの力を秘めていると思います。
ただその力に気がついてあげることができるか、できないかの違い。
皆が持つ内面の強さ、力。
ヨガはその強さを体を通して鍛えてくれると感じます。できなかったポーズが練習重ねるにつれてできるようになったり、呼吸に深く集中をすることで今まで以上に深くヨガのポーズがとれて体の中から強さを感じることができる。今までできなかったことができるようになり自信を得られる。という風に強さを得られるのです。
ぜひ、みなさんもヨガを通じて体と内面の強さを作ってみませんか?
今日はこのポーズをやっていきましょう!
ポーズ名は、「Warrior II 」。
まず両足は大きく肩幅2倍くらいに開きます。
そうしたら、右足を90度に動かし、左足は内側に40度に持っていきます。このときに、写真のように腰と胸は真横に向け、息を吸いながらゆっくりと両腕を上げます。
そして、吐くと共に前のひざを曲げて腰をおろし、上半身が前足とうしろ足の中央にくるようにします。前の太ももに力を入れてうしろの足の外側をしっかりとマットへとおろしていきます。ポーズの名前の通り、まるで自分がwarrior(戦士)になったような気持ちで胸を大きく開きながら前後に腕~指先と伸ばしていきます。目線は前の指先を見ます。そのまま深くゆっくりと呼吸を4回行います。
次にゆっくりとポーズをリリースしながら吸うと共に両腕を再度上に伸ばして、前ひざも伸ばし、息を吐くと共に反対側へとスイッチし、同じように行います。
Aloha,
Angela Maki Vernon
I’m a trusting, gentle and loving woman.
※写真は本人によるもの