「産後ダイエット」の記事を連載中の理学療法士でアスレチックトレーナーの伊藤彰浩さんが千葉県長生郡白子町で“スポトレ”活動をスタート! 神奈川県藤沢市での活動5年を経て各地で広がっています。今回は九十九里浜・古所海岸で開催するとのことで、遊びに行ってきました!
Contents 目次
みなさん、今年の夏は海や山に行きましたか? 私は今年の夏は猛暑で海に行くのを控えていたのですが、ようやく気温が落ち着き、寒くなる前に海に行きたいな、と思っていました。気温も落ち着き、今がちょうど遊びに行きやすい季節ですよね。
そんな中、伊藤さんに「今月のスポトレは白子の海岸でやりますよ!来ませんか?」とお誘いいただき、海に行きたかった&海でのスポトレも見学してみようと思い、遊びに行ってきました。暑すぎず寒すぎずの気候でしたが、海風が強い日でした。
“スポトレ”については、以前のomezaトークでも説明しましたが、
子どもたちがさまざまな運動や遊びを通して、体力や運動能力の向上だけでなく、考える力やチャレンジ精神、社会性を身につけることができる運動プログラムで、日本スポーツ協会公認のアスレチックトレーナーで理学療法士の伊藤彰浩さんが考案したものです。
遊びと掛け合わせながら楽しく体を動かし、コーディネーショントレーニングやリズムトレーニングができます。
そして、「スポトレ白子」の主催者は、白子町で100年の歴史がある総合診療医院の大多和医院。院長の森徳郎先生と地域連携を担当する看護師さんたちと3月から定期開催にてスタートしました。今、“スポトレ”の輪が全国各地に広がり始めています。
参加者は、小学生がメイン(今回は幼稚園児もちらほら)。学年はバラバラで白子町・東金市の子どもたち約30名が参加しています。大人を合わせて50人くらい集まりました。
プログラムは約60分です。
時間になると伊藤コーチの集合の掛け声えでプログラムがスタートします。
運動内容はウォーミングアップに始まり、コーディネーショントレーニング、チーム戦リレー、音楽のリズムに合わせてジャンプするリズムトレーニング、スポーツ鬼ごっこなどプログラムは盛りだくさん。 最後に楽しかったこと、チャレンジしたことを振り返る時間があります。トレーニング中は大多和医院のスタッフさんたちが、サポートに入って一緒にトレーニングしているので、安心です。
今回は、ビーチフラッグ(砂浜で複数のプレーヤーが、人数より少ない旗をとり合うもの)など、海岸の砂浜があるからできるトレーニングもありました。走力や反射神経を鍛えるためのスポーツです。私も子どものころにやったな~なんて思いながら見ていました。
トレーニングを行う際は、伊藤コーチがまずはお手本を見せて、それを子どもたちが真似して行います。子どもたちの様子をそばで見ながら自分も体を動かしていたのですが、真似してやっているようで、ちょっとずつ動きが違ったり、自分なりにできている! と思っている子や難しい、簡単だった…と思う子もいてそれぞれ個性があります。
改めて、今回のスポトレ会場は海岸の砂浜。足もとが砂で埋もれたり、不安定な場所で行うことでいつもより、動きにくいと感じたり、できるはずの動作がうまくできないと感じたりします。大人でさえ、いつもより負荷がかかるので、バランス感覚の不安定な子どもにとってはよいトレーニングになり、運動能力もアップしそうです。
こういった場所で行うことで、体幹も鍛えられそう。安定した平らなところで運動することのギャップを感じるのも五感トレーニングになりますよね。
また、トレーニングに参加して、そこで友達の輪が広がったり、運動の楽しさを体感することで、健康な心と体を育むことができます。
子どものようにスタミナが必要なハードな運動を始めるのはハードルが高いけれど、運動を兼ねてウォーキングを始めた、登山を始めた、などの趣味を始めるのもいいですよね。何歳になってもチャレンジ精神を持ち、体験してみる、やってみることは大切です。
(編集 マチ)
Omezaトークとは…
FYTTE編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。