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【連載vol.3 上半身の冷え解消&肩・背中の盛り上がり肉撃退!】 寒くて動きたくないけどやせたい!バレエダンサー竹田純さんの、30秒「ずぼら床バレエ」で冬太り解消!
寒くて1歩も動きたくない人にぴったりな「ずぼら床バレエ」を、3か月に渡って紹介するこの企画。3週目はたくましい上半身をきゃしゃに見せるエクササイズを紹介します。ブラの上にのった背中のハミ肉や、たくましく見える肩の盛り上がり肉を、上半身の眠っている筋肉を目覚めさせて、上半身の冷えとともに取り除きましょう。
Contents 目次
上半身の冷え解消も、背中や肩の脂肪燃焼もかなう!「ずぼら床バレエ」
寒いと、自然に肩が上がり、背中が丸まります。そんな時は肩甲骨まわりの筋肉がガチガチに。「肩甲骨の間には脂肪燃焼をサポートする褐色脂肪細胞があります。ガチガチに硬くなった肩甲骨まわりの筋肉をずぼら床バレエでよく動かすと、褐色脂肪細胞が刺激されて体が温まり、脂肪が燃えやすくなりますよ」(竹田さん)
よつんばいになり、ひざは腰幅に、両手はマットより広めに開く。左のひじから下を床につけてスタンバイ。
左のひじを軸にして、左肩の前側をできるだけ床に近づけたら、ゆっくりと元の位置に。それを5回行う。
ずぼらポイント! 肩を下げるのがつらければ、肩の前側を少し床に近づけるだけでもOK。
床についたひじと肩が同じ高さになるようにひじをつくと、肩の前側がしっかりと伸びます。特に肩が痛い人は、写真のようにひじの高さを落として行うのがおすすめ。
次に左のひじから先を床について、上体を前に倒し、右腕は体のうしろへ。
肩甲骨から動かすように右腕を大きく前から後ろにして、その動きに合わせて左手で床を押しながら左のひじを伸ばし、上体を起こしていく。
床を押した左手と反対の右手で引っ張り合うようにしながら胸の前側を伸ばし、右手の指先ができるだけ遠くを通るように右腕を大きく回す。ゆっくりと15秒回したら、反対側も同様に。
「いかがでしたか? 体がポカポカしてきましたか? はじめは小さくしか回らなかった腕がくり返すうちにだんだんに大きく回るようになると思います。それは肩甲骨がよく動くようになってきたサインです。はじめは無理をせず、自分のペースで気持ちよく腕を回してくださいね」