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3大お疲れパーツ「首・肩・背中」のストレッチ。頭がぼんやりしがちな人にもおすすめ!
デスクワークの最中、気がつくと猫背になっていませんか? 猫背のまま生活していると立ち姿勢やうしろ姿が疲れて見えたり、老けて見える要因に。さらに、集中力の低下や疲れ目の要因になるそうですよ。今回はヨガインストラクターの高木沙織さんに「首・肩・背中」のストレッチを教えてもらいました。
Contents 目次
体が硬くてもできる。集中力や仕事の効率アップにもおすすめ!
こんにちは!
ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回行うのは、「首・肩・背中」いわゆる上半身の“バックライン”のストレッチです。
冬のあいだ、重いコートを着て過ごしてきたことで首や肩、背中がすっかり丸くなってしまった人。はたまた、デスクワークの最中、気がつくと猫背になっている人にもこれらのパーツのストレッチはおすすめ!
なぜなら、バックラインの筋肉が緊張していたり、こり固まっていたりすると、眼精疲労や頭痛、頭がぼんやりする…などといった不調の原因にもつながるからです。
そういえば最近、「仕事の効率が上がらない」「やる気が出ない」「集中力が途切れがち」…という人は、早速ストレッチを行っていきましょう!
<首のストレッチ>
1. あぐらの姿勢からスタート! 手でお尻のお肉をかきわけ、左右の坐骨(お尻の下のほうにあるとがった骨)に均等に体重を乗せて、骨盤を立てて座ります。
2. 【息を吐きながら】頭を前に倒します。【1呼吸で1周】頭で円を描くように、首の前後・左右に心地よい伸びを感じる動きをくり返しましょう。
<回数:時計回り・反時計回り各3~5周くらい>
※首はとてもデリケートな部分なので、まずは小さな円から。ムリのない範囲で動かすようにしましょう。
<肩のストレッチ>
1. 右体側を下にして、横向きになります。横向きの姿勢のまま、腕は肩から前に伸ばし、脚はひざを90度に曲げて、それぞれを重ねた姿勢からスタート!
2. 左手の指先を左肩に添えます。【1呼吸で1周】左ひじで円を描くようにして、肩・肩甲骨まわりを動かしていきましょう。ひじを遠くに伸ばす意識で動かすことができると◎! 体の向きを変えて、反対側も同様に行います。<回数:前回し・うしろ回し各5~10回くらい>
<背中のストレッチ>
1. 正座の姿勢からスタート! 足は重ねず、かかとは自然に開いておきます。肩、腕はリラックした状態です。
2. 両手を体の前につき、上体を倒してヨガの「チャイルドポーズ」をとります。ひたいを床につけ、お尻はかかとにあずけましょう。
3. 両手、両腕を前に伸ばして、両ひじをピンと伸ばします。左手の上に右手を重ねて、背中の右側・広範囲をグーンとストレッチ! 姿勢がツラい場合は、手の位置を体のほうに近づけるか、ひざを軽く開いてお腹をラクにしてあげると◎。反対側も同様に行います。
<回数:左右5呼吸ずつ>
バックライン(体の背面)は、人が成長する過程でもっとも強くなった筋肉でもあります。もともと、疲れやコリがたまりやすいパーツの集まりでもあるので、こまめにストレッチをしてあげるといいでしょう。
今回は、私も毎日行っているストレッチを3つご紹介しました。どれも難しい動きや高い柔軟性を必要としないので、この春からストレッチを習慣にしたいと考えている人もぜひ参考にしてみてくださいね。
■ストレッチのポイント■
息を吐くときに体のりきみ・緊張を手放し、ゆったり&少しずつ伸びを深めること!