プロサーファーでモデル、ヨガのスペシャリストでもあるアンジェラ・磨紀・バーノンさんのヨガを通して、心と体の両方を向上させるポーズを毎月1回お届けするコーナー。3月は、強い体幹を作るヨガポーズと自分の芯(コア)について考える方法をお届けします!
Contents 目次
立ち姿も座り姿勢も美しく!体幹を鍛えて美姿勢を作るヨガ
今月のテーマは、”Strong Core ~ 強い体幹!”
私たちの体の中でとても重要な役割をしている体幹。
体幹は、靴を履いたり、座ったり、歩いたりという誰もが行っている日々の生活の中の動作にとっても大事です。そのほかにもバランス感覚、安定感、よい姿勢、健康的な背中、スポーツなどをするときにも欠かせないのが均等な強い体幹なのです。
最近歩くときにつまずく、デスクワークをしているときに気がつくと背中や腰が丸まっている、年中背中や腰が痛い、ヨガをしているときにバランスポーズがうまくホールドできないという人、それは体幹が弱いからなのです。多くの人が悩みに抱えている姿勢の悪さも弱い体幹からきています。でも、安心してください! 私たちの体はしっかりとケアすれば、変わっていきます。
今日はヨガがはじめて! 体幹がまったくないです、という人でも簡単にできる体幹を鍛えるポーズをお届けします!
まず最初に肩の真下に手を置き、腰幅にひざを開き、足のつけ根の真下に置きます。
ここからゆっくりと右脚をうしろへと伸ばしてつま先をヨガマット(床/地面)におろし、かかとをうしろへと押します。ハムストリングをストレッチです。
次にゆっくりと反対側、左の腕を肩のラインと並行に持ち上げます。一度自分の体幹に意識を向けてキュッとお腹、腰周りの筋肉を引き締めます。
そこからゆっくりと伸ばしている右脚を腰のラインまで持ち上げます。ここで一度このポーズをホールドして深呼吸4回。もしグラグラしてしまう人は足を少し持ち上げるだけでもよいです。大事なのは体幹に意識を向けて活性化すること。
ここまでで十分という人は、ここで終えてOKです。
もうちょっとできるという人はここから伸ばしている右脚のひざを曲げて、上げている左手をうしろへとしっかり肩から回して右足をつかみ、ホールドします。このときに呼吸に集中しながら足で手をうしろへと押すようにします。このままで深呼吸を4回行います。反対側も同じように行ってください。
最後にマインドの部分。
英語で”Core(コア)”というと2つの意味があります。
”体幹”という意味と”芯”という意味です。
私は30代でNLPという脳の言語プログラミングを学び、それが自分を知る旅のスタートになり、そこから自分を深く知る、理解する旅へとダイブインしました。そして今も常に自分を知り、理解し、受け入れ、変えたい部分を変える努力をしています。
芯の部分の自分を知ることで自分にとって何が必要なのか?
どんな方法が自分に合うのか?
どんな会社で働くと長続きするのか?
どんな人と結婚するのとよいのか?
と自分を知ると合うものが何なのかが明確になるのです。
この機会に自分が芯の部分で何を大切にしているのかを少し考えてみてはいかがでしょう?
自分が毎日を笑顔で過ごすのに必要な要素は何?
心満たされる人生を送るためには何が必要なのか?
考えてもなかなかまとまらないという人は、ジャーナリングをするとよいですよ!
自分にとって何が大事なのか?
と箇条書きでいいので書き出していくと自分を深く知ることができるでしょう。
Sending ALOHA to you all!
※写真は本人によるもの