連休明けや休み明けは、仕事のペースも戻りにくかったり、いつもよりやる気が出ないという人は多いのではないでしょうか。そんなときは簡単なストレッチで心と体をリフレッシュしましょう。ヨガインストラクターの高木沙織さんにおすすめのヨガのストレッチポーズを教えてもらいました!
Contents 目次
休み明けはやる気がでない…。心と体をリフレッシュするヨガストレッチ3つ
こんにちは!
ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回行うのは、「5月の落ち込みがちな気分」をリフレッシュさせるストレッチ&ヨガポーズです。
進学や就職、部署の異動、転職、引っ越しなど、なにかと環境の変化が大きい4月。そして5月は、新生活に慣れるためにがんばり続けてきたことで、高ストレス状態だという人も少なくありません。さらには、大型連休・ゴールデンウィークが終わった反動で「やる気が出ない…」と感じることもあるでしょう。
そんなときは、ストレッチやヨガのポーズが気分転換に役立ってくれるので、ぜひ参考にしてみてください。
とくに、「目線を上げる&胸を開く」姿勢は、明るい光をとり込みやすいことや呼吸が深まりやすいことで、気分を前向きに切り替えるのに効果的です。
ここでは、比較的覚えやすい簡単なストレッチとヨガポーズの計3つのやり方をご紹介していきます。
<目線を上げて首のストレッチ>
1. あぐらの姿勢で座ります。左手を右肩に添えましょう。
あぐらのポイント:左右の坐骨(お尻の下のほうにあるとがった骨)に均等に体重を乗せ、骨盤を立てるとgood! 脚の力は抜き、あごの下のラインと床を平行にします。
2. 【息を吐きながら】頭を左に倒します。左手は右肩が浮いてこないように軽く押さえて、耳のうしろ~鎖骨へと伸びる筋肉のストレッチを深めましょう。左右行います。<回数:左右各5呼吸>
ワンポイント:顔の向きを上・下に変えて、首のこっている部分をストレッチしてもOK。
<胸を開いて首・肩まわりのストレッチ>
1. あぐらの姿勢で座り、体のうしろで手の指を組みます。ひじをうしろに引き、左右の肩甲骨をグッと中央に寄せると胸・肩が開いて〇!
2. 手を右わき腹に引っかけたら、【息を吐きながら】頭を右に倒します。ひじはムリなくうしろに引いたまま、胸をスーッと横に開いた姿勢で深い呼吸をくり返しましょう。左右行います。<回数:左右各5呼吸>
<目線UP&体前面を広く解放:ヨガ「三日月のポーズ」>
1. ひざ立ちになり、右脚を前にふみ出します。手は右ひざの上にセット。右ひざの下には、かかとがくるように姿勢を整えましょう。
2. 【息を吸いながら】両手を頭上に伸ばして、重心を前に移動させます。【息を吐きながら】上体をうしろに反らせます。左右行います。<回数:左右各5呼吸>
ポーズのポイント:目線はななめ上、腰だけで上体を反らさないようにヘソはうしろに引く&左脚のつけ根を前に押し出しましょう。
右ひざがつま先よりも前に出ると、ひざに負担がかかりやすくなるので注意!
ストレッチやヨガの最中は、ポーズを正しくとることはもちろん、「呼吸のしやすさ」もまたとても大事になってきます。
呼吸が浅くなるようであれば、姿勢を少しゆるめて行ってみてくださいね。