怖い、危ないといったイメージを持つ方もいそうなキックボクシングですが、スマートなボディを目指してジムに通う女子が急増中。道端アンジェリカさんをはじめ、美ボディモデルも多くはまるキックボクシングの魅力とは? 女性向けのキックボクシングクラス「東京ガールズキックボクシング部」を運営するレフティーキックボクシングジムに話を聞きました。
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細くしなやかな筋肉が鍛えられる
シェイプアップに特化したメニューを組んでいる東京ガールズキックボクシング部の会員数は、クラス開設1年で200名以上と着実に増加していると言います。
「動きが単調じゃないから飽きない! おかげで3kgやせた」という声や、「サンドバッグにパンチやキックがうまく入った瞬間の気持ちよさは一回体験するとクセになる」という参加者の声が多いのだそう。
キックボクシングの力強いパンチやキックはハードな動作ですが、細かく連続して行うため、しなやかな筋肉が鍛えられます。また、3分間動いて1分休むというルーティンをくり返すことにより、有酸素運動となり脂肪燃焼効果も得られるのです。
二の腕からふくらはぎまで、自然に全身が引き締まる
パンチをくり出し、ステップワークを使いつつ高くキックも蹴り上げるキックボクシングは全身運動です。パンチとキックを腰の回転によって打ち込むことで、ふだんの生活ではなかなか使えていない二の腕や腰回り、太もものシェイプアップにとても効果があるそうです。では、具体的にどの部分がどのように引き締まるのか、見てみましょう。
<二の腕>
手にはめるグローブは少しずっしりするくらいの重さがあります。これで細かくパンチングをするとダンベルを持ちながら運動するような効果が得られ、二の腕の振りそでがなくなっていきます。
<ウエスト>
キックをするときに生じる腰のひねりがウエストラインを引き締めます。その際、常に腹筋も使うので、お腹周りもすっきりしてきます。
<背中>
ひじを引いて相手のミットやサンドバックを叩くときに背筋を使うため、肩甲骨のきれいなバックスタイルを作ることができます。
<ヒップ>
脚を力強く蹴り上げる動きで内ももとお尻上部の筋肉が刺激されるので、ヒップアップ効果が上がります。
<ふくらはぎ>
つま先まで意識をしてキックをすることで、ふくらはぎが引き締まります。
また、キックボクシングのエクササイズは左右とも同じように行うので、体の歪みが矯正されてバランスもよくなります。
打って蹴ってストレスが発散できる
ふだんの生活でイライラして物に当たったら、そのあとはイヤな気持ちが残ってしまいますよね。キックボクシングのパンチやキックはどれだけ打っても蹴っても八つ当たりにはならないうえに、気分はすっきり爽快! ミットやサンドバッグに当たったときの手ごたえ、脚ごたえがストレスの発散になり、メンタルヘルスも向上します。
程よい疲れが安眠を誘って、体内の代謝をアップ
キックボクシングの動き自体はハードなので、集中してトレーニングをすると疲れを感じますが、同時にストレスは発散しているので、その疲れは深い眠りを誘います。ぐっすりと深く眠ると成長ホルモンが分泌されて、体内の代謝機能がアップ。この成長ホルモンは、日中に活動することで消費された機能を回復する役割をもっています。たくさん動いてたっぷり眠ることで、からだがよりフレッシュな状態へと自動更新してくれます。
はじめは筋肉痛に悩まされても、続けるうちに引き締まるからだを実感できるはず。スマートボディを目指すならぜひ体験を!
文/Masuda Yuka