いま注目が集まっている「美尻」エクササイズ。すぐに美尻は手に入らない、ましてや今年の水着シーズンには間に合わない……と、あきらめているあなたに紹介するのがヒップの緊急ボディメイク術。パーソナルトレーナーの桑崎寛さんに教えてもらいました。
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「かかと重心」でお尻にしっかり効かせよう
「歩幅が小さく、ひざ下だけを使うような歩き方をしている人は、どうしてもお尻から太ももの裏側にかけての筋肉が使われず、お尻が垂れたり、よけいなお肉がついたりしてしまいます」と桑崎さん。上向きでキュッと引き締まっていながらも、美しい丸みがあるお尻を手に入れるための「美尻」エクササイズの大きなポイントは「かかと重心」を意識することだといいます。
「お尻を突き出し、かかとに重心をかけることで、お尻から太ももの裏側にしっかり負荷をかけることができます。ふだんの生活でも、お尻を使って大きな歩幅で歩くように意識してみてください」(桑崎先生)
いますぐとり入れて、ナイトプールデビューしたくなっちゃうほどの美尻を手に入れて!
すもうスクワット
1 お尻を浮かせてしゃがみます。脚を開き、ひざとひざの間に両腕を下ろしたら、左右の手でそれぞれの足のつま先をつかみます。胸を張って顔を正面に向け、体重をかかとに乗せておきます。
これはNG!
背中が丸まり、肩が前に出てしまうのはNG。胸を張り、腕は脚の内側を通して下ろし、ひじを伸ばしましょう。
2 つま先をつかんだまま、ひざを伸ばしていきます。顔は正面に向けたまま、お尻をできるだけ高く引き上げます。ひざを伸ばせるだけ伸ばしたら1に戻り、これを10回。3セットくり返します。
ワイドスクワット
1 脚を大きく開いて立ち、つま先は30~40度、外側に向けます。両手を頭の後ろにつけ、ひじは外側に向けます。
2 ひざを曲げてゆっくりと腰を落としていきます。顔は正面に向けたまま、胸を張り、つま先とひざは同じ方向に向けて。かかとで床を押しながらゆっくりと1に戻り、これを10回。3セットくり返します。
目指すのは…
太ももが床と平行になるまで、腰を落とすのが理想です。正しいフォームを維持しながら、「床と平行」を目指しましょう。
ランランジ
1 立った状態から右脚を1歩前に出して軽くひざを曲げます。左脚は後ろに伸ばし、かかとを床につけましょう。上体を前に傾け、頭から左足のかかとまでが一直線になるように。「ヨーイドン」のポーズをするように、左腕はひじを曲げて前方に、右腕は後方に引きます。
2 右ひざをピンと伸ばすと同時に、左ひざを胸のほうに引き寄せ、腕は左右を入れ替えます。1に戻り、前傾姿勢のまま、これを走るようにすばやくくり返します。10回行ったら、手脚を入れ替えて、反対側も同様に。これを3セット。
撮影/山上忠 モデル/蒼木まや ヘア&メイク/斎藤節子 取材・文/馬渕綾子
衣装協力/トップス¥7500、中に着たブラ¥6800、タイツ¥14200/すべてlululemon(価格はすべて税別)