Contents 目次
<1>ダイエットでどんな幸せを得たいのか明確にしよう
「自分がダイエットによって『どんな幸せを得たいのか』が明確になっていないと、途中で『苦しい』思いに埋もれて、ザセツしがちに。そこで、まずは自分の幸せについて1日10分でいいので考えてみることをオススメします。
『やせてキレイになりたい』は、まだまだ表面的な理由。さらに深く掘り下げ、『出会いの場に出る勇気がほしい』『元彼を見返したい』など、やせたい気持ちの奥にある深層心理を明確にしましょう」(森川さん)
<2>テンションで始めるとやりがちな行動を把握する
「『今度こそやせる!』と、勢いでダイエットを始める人が多いですが、そのテンションは短期的なやる気にしかつながりません。さらに、ハードルの高い目標を設定しがちなのが問題です。
ダイエット器具を買い込む、続けられそうもないジムに入会する、などの失敗を繰り返さないためには、あらかじめ自分が勢いでやりがちな行動を書き出すなどして、把握しておくことが大事。育てるべきは、モチベーション=長期的なやる気です!」
<3>必ず、終わりを決めてダイエットを始めよう
「期限や目標を決めずになんとなくダイエットを続けるのではなく、終わりを決めて、失敗したか成功したかをはっきりさせることも大切。失敗に終わったときは落ち込むかもしれませんが、その落ち込みは、『何がダメだったのか』を考え、新たにダイエットを仕切り直して自分に合ったやり方を見つけるのに必要なプロセスだからです。
これからは、失敗しそうになるたびに期限を延長してごまかすのをやめて、しっかり失敗に気づいていきましょう。失敗は成功のもとですよ!」
<4>ポジティブシンキングでごまかさず不足感に気づこう
「不足感は、自分が心から『得たい』と願えばこそ出てくる感情。その不足感こそが、ガンバり続けるパワーの源にもなるのです。厳しい言葉になりますが、ダイエットが成功しない人は、心のどこかで『今のままでもいいや』と満たされているのでは?
不足感は意識してつくらないとなくなるものなので、あえてボディラインの出る服を購入して、『これを着たいけど、今の体型だとムリ!』というように、不足感を感じさせてくれる状況に、積極的に身を投じることも大切」
<5>最初はイメトレだけでもOK! 小さい目標をたくさん立てよう
「人はダイエットを始めるとき、『1か月で3kgやせる』といった目標を立てがちですが、同じ目標を達成するのでも、1日0.1kgやせていくほうが実は簡単。クリアしやすい小さな目標をたくさん立てて『できた感』を積み重ねていくことで、少しずつモチベーションが育まれ、いずれは高い目標へとつなげることができます。
最初は自分が確実にできることから! 『今日は頭の中で腹筋する』というように、イメトレから始めるのもアリです」
<6>均等なやる気でダイエットにとり組むのはやめよう
「たとえば、4か月で8kgのダイエットをするとしたら、1か月に2kgずつ均等にやせようと考える人が多いもの。しかし、毎月同じやる気で同じ結果を得ようとするのはナンセンス。ずっとやる気をキープするのは、プロのアスリートでも難しいことだからです。
『最初はテンションがアップして力を出しやすい』『自分はラストスパートで力を発揮しやすい』など、自分に合ったペースでダイエットにとり組むことが成功への近道です」
本気でダイエットを成功させたいと思っている人は、ぜひ上手にモチベーションを育ててやる気をあげることも意識してみてください!
文/FYTTE編集部