結婚、出産を経て、拠点を移したハワイで、本格的にヨガに取り組んだ花田さん。公式ライセンスを持ち、指導も行う花田さんに、今回は「ヒップ」をテーマにお話を伺いました。
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ヒップにほどよい筋肉をつけ、引き上げてくれるヨガ
女性の間で魅力的なヒップづくりに注目が集まっています。ヨガによって美しく締まった体を維持するしている花田さんですが、理想のヒップとはどのようなものなのでしょう?
「プリっとしたヒップに憧れますね。ヨガはお尻にほどよい筋肉をつけ、動かしやすい状態にしてくれるので、お尻は自然と引き上がります。でも、お尻をプリっとさせるには、私の場合、少しボリュームが足りません。だから、意識して毎日しっかり食べるようにしているんですよ」
“いい筋肉”とメリハリのために大事にしている食事
ヨガのメニューに加え、エネルギー量や栄養バランスを考えて、しっかり食事をとる毎日は、花田さんのヒップを理想に近づけてくれているといいます。
「同じ筋肉でも、“いい筋肉”をつけたいですからね。お尻に理想のボリュームがつくだけでなく、全身のメリハリづくりにも食事は大事だと思っています」
いずれにしても、花田さんにとってヒップづくりのベースはヨガ。ヒップに効くおすすめのポーズを教えてもらいました。
SetuBandahasarvangasana 太鼓橋のポーズ
あお向けの状態からお尻を持ち上げます。腰を引き上げる感覚で持ち上げ、背中の下に大きな空間をつくりましょう。
<1>
あお向けになり、両ひざを立てて脚を腰幅に開きます。腕は体のわきで伸ばし、手のひらを床につけます。
<2>
足裏で体重を支えながら、お尻を持ち上げます。腰を天井に向かって引き上げるようなイメージで。ひざが開かないように注意しましょう。
<3>
お尻を持ち上げたまま、肩甲骨を寄せてお尻の下で両手を組みます。ここで5呼吸。
<これはNG>
<2>と<3>のときに、お尻が落ちてしまうのはNG。天井に向かって腰を引き上げるように、しっかり持ち上げましょう。
Natarajasana ダンサーのポーズ
「踊りの神様」という意味を持つポーズ。体幹を使ってバランスを取りながら、後ろに伸ばした脚を引き上げ、ヒップを刺激します。
<1>
まっすぐに立ちます。左ひざを曲げて片脚立ちになり、体の後ろ側で左足首を左手でつかみます。足首は内くるぶし側からつかみましょう。
<2>
つかんだ左足首を引き上げていき、同時に上体を少し前に倒して右腕を正面に伸ばします。バランスをとりながら、ここで5呼吸。手脚を反対にして同様に。
<これはNG>
つかんだ足首を引き上げるときに、骨盤の片側が大きく引っ張られるのはNG。足を引き上げながらも、骨盤はできるだけ水平を保ちましょう。
撮影/山上忠 ヘア&メイク/坂口勝俊(Sui) 取材・文/馬渕綾子