現在ハワイで暮らすタレントの花田美恵子さん。ハワイではヨガに本格的にとり組み、公式ライセンスも持つ花田さんに、今後のヨガを通しての活動、おすすめの背中に効くポーズについて聞きました。
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旅という非日常をヨガにふれるきっかけに
ヨガ歴が10年を軽く超える花田美恵子さん。それでもまだ、「理想のヨガ」を追求する日々だといいます。
「いまでは、生活のなかにヨガがあることが当たり前になっていて、やらないと気持ち悪さを感じてしまうほどです。
でも、体を動かしながら、まだどこかで『ちゃんと脚が伸びているかな』とポーズのことを考えてしまうことがあるので、頭ではなく体でヨガを理解できるようになるのが理想です」
今後は、ハワイからヨガの魅力を発信していく活動にも積極的にとり組んでいくそう。
「いまハワイに住んでいますが、旅行中という非日常的な時間を使ってふだんと違うことをしたいと思っている人もいると思います。
そんな人たちに向けて、ハワイへの旅行をきっかけにヨガにふれてもらったり、ヨガのよさを伝えたりするような活動もしていきたいと思っています」
今後の活躍がますます楽しみな花田さんに、背中に効くポーズを3つ厳選してもらいました。
■Bhujangasana コブラのポーズ
うつぶせになり、上体を持ち上げるポーズ。
胸が開くため、猫背改善の効果が期待できます。
わきを締めて両手のひらは床につけ、お尻、脚の力も抜きましょう。
<1>
うつぶせになり、脚を腰幅に開きます。
顔は床に向け、わきを締めて両手は肩のわきで床につけておきます。
お尻、脚の力も抜きましょう。
<2>
手で床を押しながら、上体を持ち上げます。
骨盤は床から浮かせず、肩には力が入らないように注意しましょう。ここで5呼吸。
■Parivrtta Utkatasana 椅子のポーズ
腰をかけるような姿勢で上体をねじるポーズ。
両腕を上げたり、合わせた手を押し合うことで、背中を刺激します。
<1>
脚をそろえて立ち、上体を少し前に倒してひざを90度に曲げます。
手のひらを内側に向け、両腕を頭の方向に伸ばします。
視線は手の指先に向けましょう。
<2>
手のひらを合わせて胸の前に下ろし、上体を左にねじります。
右ひじを左ひざの外側につけたら、胸の前で両手を合わせ、左右の手で押し合います。
視線は左ひじのさらに先に向け、ここで5呼吸。
1に戻り、反対側も同様に。
■Prasarita Padottanasana ピラミッドのポーズ
大きく開脚した状態で前屈をし、体で三角形をつくります。
頭頂部を床に向けるため、背骨や肩のラインを意識しやすいポーズです。
<1>
脚を大きく開いて立ちます。前屈し、手を足の間につきます。
<2>
さらに深く前屈していき、頭頂部を床につきます。
お腹は奥に引っ込めるように力を入れて。ここで5呼吸。
<これでもOK>
床に手をつくのがキツい人は、前から足首をつかんでみましょう。
このポーズをフィニッシュとし、ここで5呼吸。
撮影/山上忠 ヘア&メイク/坂口勝俊(Sui) 取材・文/馬渕綾子