つらさを感じていてもなかなか解消しにくい、慢性的な肩こり。マッサージに行ってもしばらくしたらまた痛くなってくる…。そんなお悩みは、毎日のエクササイズで解消しましょう! パーソナルトレーナーの八木知美さんに肩こりをラクにする方法を教えてもらいました。
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内巻きになった肩を広げてこりを解消
猫背で肩が内側に入り、首が前に突き出た姿勢をとっていると、首と肩に大きな負荷がかかって肩こりになります。首のこわばりを取り、胸と肩を外側に開いてリリースし、首や肩周りの筋肉をほぐして血流をよくしましょう。
「肩こりの人は首のつけ根や肩の筋肉がガチガチにこわばっています。頭や腕など、自分の体のパーツの重みを使ったストレッチなら、よけいな力を入れずに、こわばりを自然にリリースできますよ」(パーソナルトレーナー・八木知美さん)
肩こりを解消するエクササイズ、2種類をご紹介します。
首のつけ根をほぐす「僧帽筋リリース」
やり方はこちら!
《やり方》
【1】あぐらで座り手を後頭部に当てる
床にあぐらをかいてラクに座る。両手を組み合わせて後頭部に当てる。
【2】首を左右に振る
首を前に下げ、「イヤイヤ」をするように左右に振る。気持ちいいと感じられる範囲で好きなだけくり返す。
<Point>
背筋はムリに伸ばさず、自然に丸めてラクな姿勢で行う。自分の頭の重みを利用して、僧帽筋のこわばりをほぐす。