結婚・出産を経て、8年前から生活の拠点をハワイに移したタレントの花田美恵子さん。移住をきっかけにヨガに本格的に取り組み、2015年には公式ライセンスを取得。ヨガを始めてから変わったこと、気になる部位に効くおすすめポーズなどについて聞きました。
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ヨガが教えてくれた「やりたいことをやる」心地よさ
ヨガの公式ライセンス取得をきっかけに、アシュタンガヨガを新たに学ぶことにした花田美恵子さん。
アシュタンガヨガは、もっとも伝統的でハードだといわれるヨガで、花田さんの体も大きく変化していったといいます。
「実はアシュタンガヨガは一度挫折しているんです。でも、ヨガの知識と経験を学んだいまなら続けられるんじゃないかと思い、再チャレンジしました。
アシュタンガヨガはハードで決め事も多いんですが、『もっときちんとポーズを学びたい』という意欲が湧いていた私にはぴったりでした。
体の締まり方はほかのヨガとは違い、子どもたちも『ママ、筋肉がすごい』と言わせます。
以前は脂肪を減らすことを気にしていたかもしれませんが、いまは『自分がやりたいことをやる』という思いですね。
ヨガの影響もあるかもしれませんが、それがとっても心地いいんです」
今回は、多くの女性があこがれる「くびれ」づくりに効くポーズを、花田さんに教えてもらいました。
■Ardha Chandrasana 半月のポーズ
体を横に傾けて、体側を大きく伸ばすポーズ。
ふだん伸ばす機会の少ないわき腹を、じっくり気持ちよく伸ばしましょう。
<1>
足をそろえて立ちます。体を引き上げて腕を頭上に伸ばし、手のひらを合わせます。
<2>
両手を合わせたまま、上体を右に倒します。
指先は右側へ、お尻は左側へ、引っ張り合うようなイメージで。
体を前に倒さないように注意し、ここで5呼吸。1に戻り、反対側も同様に。
■Virabhadrasana 勇者のポーズ
大きく脚を開くことで、よりダイナミックに体側をストレッチ。たるみがちなわき腹のお肉を、上体を傾けて引き上げます。
<1>
右脚を前にし、脚を前後に大きく開きます。
両足のかかとが縦一直線上にくるように調整し、左足(後ろの足)のつま先はかかとのラインから斜め45°に向けます。
右ひざは90°に曲げ、太ももと床は平行に。両手は右ひざの上につきます。
<2>
手を右ひざから離し、右手を前にして両腕を前後に伸ばします。
手のひらは床に向けて。
<3>
伸ばした右腕ごと上体を反らし、右腕を天井に向けます。
右手のひらは後方に、視線は上に伸ばした指先に向けて。
同時に、手の甲を内側に向けて左手を腰につけます。ここで5呼吸。
<2>、<1>と戻り、手脚を入れ替えて同様に。
■Marichyasana ねじりのポーズ
下半身を固定し、上体をねじります。
美しくくびれたウエストをイメージし、しぼるようにねじりましょう。
<1>
両脚を正面に伸ばして座ります。右脚をまたいで左ひざを立て、右手を左ひざの外側につけます。左手は指先を後方に向け、お尻の後ろあたりで床につけておきます。
<2>
右手を左ひざから離してひじをつけたら、上体を左にねじります。
右手のひらは左側に向け、視線は肩越しにできるだけ後ろを見るようにします。
上体はねじっても、背骨は立てておくように意識して。ここで5呼吸。
<1>に戻り、手脚を入れ替えて同様に。
撮影/山上忠 ヘア&メイク/坂口勝俊(Sui) 取材・文/馬渕綾子