SNS上で「森拓郎さんのストレッチためしたら、脚がホントに細くなった」「スキニーデニムの似合う脚になれるって聞いて続けてみたら、脚がまっすぐくっつくようになった」など自分の脚のBefore⇔Afterの写真を並べてその変化を公開している女子が急増しています。たしかに森拓郎さんいわく、「どんな脚でも、4種類のストレッチをやれば変わります」とのこと。地味~な動きだけど、効果抜群の「スキニー脚ストレッチ」をご紹介します。
Contents 目次
■美脚づくりの基本! 太もも&ふくらはぎを整えるストレッチ
僕のレッスンではまず、ゆがみを整えるストレッチをしてトレーニングを進めていきます。脚がねじれている状態で筋トレをしたり、走ったりするのは、マイナスの状態から掛け算するようなもの。前ももやふくらはぎの筋肉を使い過ぎることで、さらにももが張り出し、関節のゆがみが悪化してしまうことがあります
そのため、脚のラインを整えるには、最初に股関節やひざ下のゆがみを矯正し、ゼロのニュートラルなポジションに戻すことが大切です」と森先生。
ではさっそく動きをみていきましょう!
■太ももの前と外側の張りを取る! 股関節のストレッチ
「お尻の筋肉には、股関節を外旋させる働きがあります。内側にねじれた股関節を外旋方向に力をかけて矯正しながら、お尻の表層、深層の筋肉をストレッチしましょう。
背中と腰を丸めて上体を大きく倒すのはNG。骨盤を前傾させ、お尻を後ろに出した体勢で上体を少し前傾させるのがポイントです」
《やり方》
【1】イスに座り、右の足首を左ひざの上にのせます。
【2】曲げたほうの脚のひざの辺りに両腕をのせ、体を少し前に傾けて体重をかけます。このまま、60秒キープ。
じわじわと気持ちよくストレッチしましょう。反対の脚も同様に行なって。
《ポイント》
背中と腰を丸めず、骨盤を前傾。お尻をプリッと後ろにつき出すような体勢でキープします。強い力でひざをグイグイ押すのはNG。じんわり、気持ちよさを感じる程度に体重をかけましょう。
■ふくらはぎの外張りを取る!「ひざ下」の外旋を矯正するストレッチ
次は、ひざ下の外向きのねじれを正すストレッチです。
「つま先を内側に向けた足のポジションで、ひざを内側から外側にねじり、ひざ下の外旋方向のゆがみを矯正していきます。
ポイントは、ひざ頭を外側に向けたときに、足の親指が浮かないようにすること。外側にねじる力に対抗するように内側に抑え込む力をかけ、ひざ下を本来の位置に戻していきます」
【1】足を一歩前に出します。つま先をまっすぐ前に向け、そこから30度内側に向けて。
ひざ頭(ひざのお皿)を小指側に向け、ひざを前に曲げます。
【2】ひざを曲げた状態で、いったん、ひざを内側に戻します。そこからひざ頭を内側→外側に、5回ねじります。足の親指が浮かないようにしましょう。
【3】次に、ひざを伸ばし、ひざ頭が小指側を向くようにして。そのまま、前後にまっすぐ体重移動して、ひざを5回曲げ伸ばししします。
体重移動するとき、後ろの足のかかとを上げてもOK。
反対の脚も同様に行います。
「ストレッチはいつ行ってもOKですが、体が硬い人は入浴後の体がほぐれているときに行ってもいいでしょう。また、朝、出勤する前、トレーニング前に行うもおすすめです。毎日続けることで股関節やひざ下のねじれが整い、まっすぐの脚になっていきます」と森先生。
つづいては、足首と足指を正しく動かすストレッチです