お酒を飲んだ翌朝は、顔だけでなく脚のむくみも気になるもの。ふだん立ち仕事や座りっぱなしの仕事をしている人であればなおさら気になりますよね。むくんだ脚をそのままにしていると、見ためはもちろん、脚の重さをずっと引きずって仕事をするので気分もよくないもの。そこで、お酒を飲んで帰ってきたときや、翌朝の脚のむくみがすごいときにおすすめのストレッチを、バレエダンサーの武田亜希子さんに教えていただきました。
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■:重だるーい不快感は、これでスッキリ!
脚のむくみがたまりにたまった、重だるーい不快感は、あお向けになって両脚を上げて、足先を振るだけ。
足先の力はしっかり抜いて、はじめは足先を小さく細かく、じょじょに大きく細かく振ってみてください。
なんともいえない、あの不快感がびっくりするほどすっきりしますよ。
■:たまりにたまった水分、老廃物はこれでスッキリ!
脚がむくんでいるときは、水分と老廃物がたまった状態。これを流してあげることが、むくみ解消になります。
そのためには、脚のつけ根にあるリンパを活性化させてあげることが必要です。
まずは、前に出した脚のかかととひざが一直線になるように立てひざをついて、両手はひざの上におきます。
息を吐きながら、前足に体重をかけましょう。
このとき、うしろ足のつけ根部分がしっかり伸びて、ストレッチされていることを意識します。これを左右両方行います。
■:むくみをリバウンドさせないようにするストレッチ
せっかくスッキリさせた脚のむくみ。すぐにまたむくんでしまうのを避けるには、このストレッチをします。
足のつま先は自然な角度にひらき、かかとをつけてまっすぐ立ちます。
そのままかかとをゆっくりと上げます。このとき、内ももとかかとを中央に寄せるようにしながら上げるのが望ましいです。
上げたかかとを下ろすときにも、同じように内ももとかかとを中央に寄せるようにします。
慣れてきたら、足を置く幅を少しずつ広くして行うと、ふくらはぎに負担がかかり、より一層効果的に!
逆に慣れないときには、壁やイスの背もたれに手を添えながらするとよいですよ。
脚のむくみを即解消してくれるストレッチから、じんわりしっかり解消してくれるストレッチまで、今回武田さんにいろいろな方法を教えていただきました。
ぜひ飲み会シーズンだけでなく、脚のむくみが気になるときにも試してみてくださいね。
取材・文/高田空人衣