肩こりがひどすぎて、頭痛までしてツライ…。そんなときには、やっぱりストレッチ!
「私は体がかたくて…」といった人でも、タオルを使えば大丈夫。誰でも効果的なストレッチができるんです。用意するものはフェイスタオル1枚だけ。今回は、肩こりをスッキリさせるストレッチをコンテンポラリーダンサー得居幸さんに、教えていただきましょう。
Contents 目次
肩こり解消ストレッチ ステップ<1>
まずは、肩甲骨まわりのストレッチ。
両脚を軽く開いて立ちます。立つのがツラい場合は、あぐらや正座でもOK。両手は肩幅くらいのところで、タオルを横に持っておきます。ピンとタオルが張るように持ちましょう。
息を吸いながら、タオルを胸の前に引き寄せます。
次に息を吐きながら、ひざを軽く曲げてタオルを胸の前方へと押し出します。
今度は息を吸いながら、ひじを伸ばしたまま両手を上にあげ、胸を広げながら少し反らせます。
吸いきったところで、息を吐きながら元の姿勢に戻りましょう。この流れを1セットとして、まずは5回くり返してみましょう(得居さん)
肩こり解消ストレッチ ステップ<2>
肩甲骨をほぐしたあとは、二の腕からわき腹にかけて、ストレッチしていきます。
まずは、両脚を肩幅より少し広めに開きましょう。
両手は肩幅くらい、タオルを横にピンと張って持ったまま、上半身を少し前に倒します。
左手の位置は変えないまま、右手を左手の上にくるように、上半身をひねりながら上げていきます。右の二の腕とわき腹の伸びを感じながら、目線はななめ右上を見て3秒キープ。そのあと元の姿勢に戻ります。
この流れを左右で1セットとし、目安として3回くり返しましょう(得居さん)
肩こり解消ストレッチ ステップ<3>
肩こり解消には背中のストレッチも欠かせません!
長座、もしくはあぐらになり、肩幅くらいでタオルを横にピンと張りながら持ち、胸の前で構えます。
∞の字を描くイメージで、タオルをピンと張った状態のまま両腕を右ななめ下に下ろし、右ななめ上を通ったら、左下→左上→右ななめ下、と動かします。
*右ななめ上
*左ななめ上
慣れてきたら∞の字を大きくしていくことを、意識しながら行いましょう。
肩甲骨から大きく動かせるようになるといいですね。
左右で1セット、目安として8回行いましょう(得居さん)
タオルをピン!と張っていることが、しっかり肩こりを解消できるコツ。
ぜひ、やってみてくださいね。
取材・文/高田空人衣