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腕を回す、時計サークルストレッチ
腕をグルグル回すシークエンスです。腕はただグルグル回すのではなく、胸が開く位置で数秒キープするのがポイント。肩を柔軟にして、姿勢を矯正しながら、内側に丸まった胸を開いて、上向きバストに導きます。
<1>
基本のポジションです。体の左側面を床につけて寝そべり、右ひざを90度に曲げます。左腕は体の前に伸ばし、右腕は頭の上に伸ばしましょう(時計でいうと3時のイメージです)。
<2>
右腕を頭の方からぐるっと後ろに回し、手のひらと顔を上に向け、胸を開きます。時計でいうと3時45分のイメージです。腕を先に回し、その腕に引っ張られるようにして、胸を開くのがポイント。この姿勢を5秒キープします。
<3>右腕をさらに脚のほうに回し、体の下側へ向けます。時計でいうと3時30分のイメージです。顔は上を見たままで、手のひらは内側に向けます。この姿勢を5秒キープ。
<4>
右腕をさらに回し、体の前に伸ばします。時計でいうと3時15分のイメージです。手のひらは内側を向け、顔も前を向け、指先を見つめましょう。この姿勢を5秒キープ。腕の力を抜くことで、自然と重力で腕が下がります。腕の重さを利用して、肩から首周りをほぐしましょう。
<5>
1周したら後ろ回しも同様に行います。腕を脚側から回し、時計でいうと3時30分にしたら、顔を上にし、5秒キープ。
<6>
さらに腕を後ろに回します。このとき手のひらは内側、顔は正面を向いたままです。この姿勢で5秒キープ。後ろ回しにするときは、肩をゆるめるのが目的なので、<2>のときのように手のひらや胸は上に向けなくてOK。
<7>
腕を後ろから前に回して、時計でいうと3時のイメージにして、5秒キープ。腕の動きに導かれるようにして体を動かすと、自然と顔が上に向きます。<1>~<6>のやり方で、反対側も同様に。腕をただ回すのはではなく、胸を開くのを意識しましょう。
肩がかたいと胸は開かず、バストトップは下がる一方!?
「巻き肩になっている人は、胸のつけ根と肩のつけ根の部分が痛くてこりかたまっています。リリースで胸を開き、ストレッチで肩の前を開き、肩のつけ根の三角筋をゆるめると、巻き肩によって引っ張られていた肩が下がり、バストトップの位置が自然と上向きになりますよ」(KAORU先生)
バストの大きさには個人差があり、成長期以降は劇的に大きくなることはまずないからこそ、上向きバストを目指したいもの。リセット&ストレッチで魅力的なバストに導いてくださいね。
撮影/徳永 徹 ヘア&メイク/辻元俊介(ラ・ドンナ) 取材・文/平川 恵
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