「4人の子どもを産んでも水着モデルができるのは岩井先生のおかげ!」とモデルのMALIA.さんが信頼を寄せるメディカルトレーナーの岩井隆彰さん。
朝昼晩のトレーニングメニューでむくみ解消を促し、5日でボディラインを変えていきます。来週、「水着を着たい」、「あともう少しくびれが欲しい」というときにオススメ。
今回は、岩井さんの著書『モデルが撮影前にしている5日だけトレーニング』から、日中にすべきボディラインに効くトレーニングをお伝えします。
Contents 目次
日中は女性ホルモンを活性化してくびれを作る
昼は、とにかく膣を締めることにつきます。
こちらでは、椅子の上で行う膣トレーニングをご紹介しますが、電車の中でも信号待ちでも、とにかく気づいたときに膣を締めるように意識すると、骨盤底筋が刺激されてくびれができやすくなります。
ポイントは、下腹部を凹ませるように意識して膣を締めることです。
これをくり返すことで、下腹部がきれいにスッキリしてきます。
ふだん、姿勢が悪いと骨盤が後傾していきますが、骨盤底筋を鍛えることで骨盤が前傾しやすくなり、姿勢がよくなるのもスッキリする理由のひとつです。
また、このトレーニングは、同時に女性ホルモンを刺激することにもなります。年齢とともに女性ホルモンが出にくくなると、自律神経のバランスを崩しやすくなり、ストレスや疲労の蓄積が増幅します。それを食い止めるためにも、膣トレーニングは有効です。
骨盤底筋を意識する「膣トレーニング」
椅子に座って始めましょう。慣れてきたら立ってもできますが、 最初は座ってする方がわかりやすいと思います。
1 椅子に座り、後ろ手で椅子の端を両手でつかみ、膣を締めるよう意識します。
2 両ひざ、つま先をそろえ、 体を後傾させて足を上げます。 膣の締まる感じがわかっている方は、両足が少し浮くくらいでも大丈夫です。
このまま30秒キープしましょう。
腹筋を鍛えるのが目的ではありませんので、腹筋がきつい時には背もたれを利用してもかまいません。日中に何度もトライして感覚をつかんでください。
このトレーニングを通して、ホルモンバランスが整うと、自律神経も安定しやすくなりますので全体的な体調も整います。また腹部のぽっこり解消にもつながります。
文/庄司真紀
参考書籍
岩井 隆彰 (著), MALIA. (著)『モデルが撮影前にしている5日だけトレーニング』(大和書房)
MALIA.
1983年2日1日生まれ。横浜出身。パキスタン人の父と日本人の母を持つハーフモデル。現在はモデル・タレント活動をする一方、株式会社Anela代表取締役社長として、ファッションブランドのディレクター、美容サロンを経営。ブラジリアンワックスを普及すべく、一般社団法人国際ワックスコンソーシアムを立ち上げ、現在理事長。2002年19歳で初めて出産、以降プライベートでの様々な経験を経て、2018年35歳で4人目を出産。今もなお、 日々新しい事に挑戦し続けている。