食べすぎや運動不足で太ってきたと感じるとき、とくに気になるのがお腹まわりの脂肪。ウエストがきつくなったりお肉がたるんできたり、脂肪が増えたことが目立ちやすい部分でもあります。ネット上にも、「くびれがまったくないこのウエストをなんとかしなきゃ」「胸やお尻はいいけどお腹の脂肪だけは許せない」「去年買ったスカートがポッコリお腹のせいで台無し!」と悩む声が多数。また厳しい運動や食事制限など、つらいダイエットにザセツした経験がある女性も少なくありません。今回は、道具を使わず短時間でできるポッコリお腹解消トレーニングをご紹介しましょう。
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ウエストを引き締めるには腹筋よりも“逆腹筋”!
ポッコリお腹を解消しようと思ったとき、腹筋を始める人は多いはず。しかし通常の腹筋では表面にある腹直筋しか鍛えられないため、お腹の厚みが増してしまいます。そこで栗原隆ウェルネスクリニックの栗原隆先生がおすすめしているのが、普通の腹筋とは逆にお腹を反らせる「逆腹筋」。腹直筋よりも内側にあるインナーマッスルを鍛えるためには、体を前に折り曲げるよりもうしろに反らす運動のほうが効果的です。
人の頭の重さは約5kgあり、動かすときには体全体でバランスをとる必要が。うしろに反らした頭部を支えようとすると、体をコルセットのように覆っている腹横筋が刺激されます。腹横筋を鍛えれば自然とウエストが引き締まり、美しいシルエットに。もちろんお腹まわり全体の脂肪も落ちるため、横から見たときも気になりません。普通の腹筋と比べても効率よくお腹まわりが鍛えられ、番組の検証では最大7.5cmのウエストダウンに成功していました。
カンタンにできる逆腹筋のやり方
9月1日に放送された「林先生の初耳学」(TBS系)で放送された逆腹筋のやり方はとてもカンタン。まずは両足を腰幅に開き、足の指を床から浮かせてください。両手で頭を支えながら、上体をそらして5秒間キープ。息を吐きながらもとの姿勢に戻ります。反らせるときは、お腹を前に突き出さないように意識しましょう。この動き10回を1セットとし、1日3セット行うだけでOK。なるべく長期間継続して行うことで効果が期待できますよ。
上体を反らせる運動は日常の中でほとんどしない動き。この動きによって体幹を支えるインナーマッスルが鍛えられるそうです。逆腹筋の効果に視聴者からは、「お腹を反らせても腹筋が鍛えられるなんて思わなかった」「こんなにカンタンな方法でくびれが手に入るならすごい!」「いつもの腹筋より負担も少なくて続けやすそう」と驚きの声が上がっています。気軽に始められるトレーニングで、さらなる美ボディを目指してみては?
文/プリマ・ドンナ