女性ホルモンと同じくらい、若々しくて女性らしい健康な体を保つために必要な『骨ホルモン』はご存じでしょうか? バレエダンサー武田亜希子さんによると、骨ホルモンはとくに脳の若々しさをキープするために欠かせないといいます。そこで今回は、女性ホルモンをアップするエクササイズの完結編をご紹介。骨ホルモンアップにも効果的なエクササイズを、バレエダンサーの武田亜希子さんに教えていただきました。
Contents 目次
女性ホルモンアップエクササイズ ステップ<1>
まずは、立った姿勢で行うエクササイズです。
背すじをまっすぐ伸ばして立ち、つま先を床から上げた状態のままかかとで足踏みをします。スピードはゆっくりと、できればひざを高めに上げて足踏みを行うと効果的です。かかとは床にぐっと押しつけるイメージで行って。
不安定な姿勢になるため、壁に手をついたり、イスの背やテーブルなどにつかまって行いましょう。
かかとで立つのがツライ人は、壁などにつかまりながら行ってOKです(武田さん)
女性ホルモンアップエクササイズ ステップ<2>
次は立った姿勢で行うエクササイズです。
背すじを伸ばして立ち、両脚を開いたらまっすぐ床についておきます。この姿勢のまま、足裏で床を押すイメージでひざを曲げます。
次に、足裏で床を押すイメージで曲げたひざを伸ばし、かかとを持ち上げます。高さは必要ありません。体がグラついてしまわないように、壁や手すりを使ってバランスをとりながら、お腹をぐっと引き締めて行いましょう。目安として3秒キープしてください。
キープしたら、ストンとかかとを落とします。ゆっくりではなく床をノックするイメージで。
この流れを10回を目安にくり返しましょう。この動きも、壁などをつかまりながら行っても構いません。(武田さん)
女性ホルモンアップエクササイズ ステップ<3>
立った姿勢で行うエクササイズです。
かかとを床に押しつけるように、ゆっくりバウンドさせながら、右脚のアキレス腱とひざ裏をしっかりストレッチ。この流れを5回くり返します。
次に左脚にしっかり体重をのせて、右脚のひざを曲げた状態でできるだけ高く上げ、3秒キープ。このとき、姿勢がうしろに傾かないように、お腹をぐっと引き上げながら行ってください。
慣れないうちは体がグラグラしてしまいがちですが、軸足を意識して、足裏でしっかりと床を押すイメージで行ってみてください(武田さん)
今回紹介したエクササイズは、骨密度アップやバランス力アップにも効果的です。
最初にご紹介した初級編、中級編とあわせて、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣