肩こりや首こりによって体が重だるい、疲れやすいと感じている人も多いのではないでしょうか。日々積み重なる肩こりや首こりがあると疲労感だけではなく、顔が大きく見える要因にもなるんですよ。そこで今回はエステティシャンである筆者が、100円ショップで買えるエクササイズアイテムを使ったストレッチ法をご紹介します。
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肩こりがあると顔が大きく見える!?その理由とは?
肩こりや首こりの原因は、長時間のデスクワークやパソコン、スマートフォンの見過ぎ、運転などによる同じ姿勢や運動不足によって、背中や肩甲骨がこわばることで肩や首に疲労を感じやすくなります。
その状態が蓄積されていくことで、頭、顔を突き出した姿勢、猫背となって骨盤のゆがみ、立ち姿勢や座り姿勢が悪くなっていきます。
疲労をかばおうとして姿勢がゆがむと、肩が前に出てきたり、鎖骨がV字になり肩が上がり首が短く見えます。
さらに肩甲骨やデコルテ、首周りの血液やリンパの流れが悪くなることで老廃物が蓄積し顔が大きく見えてしまうのです。
100円ショップのエクササイズアイテムを使ったストレッチ法
長時間のデスクワークやパソコン、スマートフォンの見過ぎ、運転など日常生活では避けきれない部分も多いのですが、こまめに休憩をとりながらストレッチをしたり、就寝前や起床後にストレッチをとり入れて体をほぐす習慣をつけることが大切ですね。
今回は100円ショップでも売っている伸縮性のあるエクササイズグッズを活用します。なければフェイスタオルで代用してみてください。
(1)脚を肩幅に開き、背すじをまっすぐ伸ばして腹筋に力を入れ引き締めます。
エクササイズグッズを写真のように両手で持ち、手のひらを内側に腕をまっすぐ伸ばし、頭の上で10秒キープを3回くり返します。
(2)(1)の状態のまま、ゆっくりと腕を開いて閉じるを20回くり返し、肩甲骨を動かしましょう。
(3)ゆっくりひじを曲げて肩の位置で10秒キープを3回くり返します。
肩甲骨を中心に寄せるイメージで。
(4)(3)の状態まま、ゆっくり体を右にひねり10秒キープ、左にひねり10秒キープ。
(5)腕を後ろに伸ばし、肩甲骨を中心に寄せながら、腕を上下にゆっくり10回動かします。
ふだん、運動不足で背中や腕の筋肉を使っていない、姿勢が悪くゆがんでいれば背中や肩甲骨周りが痛く感じることもあるので、ゆっくり動かしましょう。
このストレッチによって、ゆがんでいる姿勢を正し、デコルテを開く、肩甲骨を動かし血液とリンパの流れを促しながら、かたくなった筋肉をほぐすことができます。
就寝前や起床後、休憩中などにとり入れて体をほぐしてみてはいかがですか?