これまで2万人以上を美ボディに導いてきた、“ダイエット王子”こと小山圭介さんが、ダイエットのお悩みや疑問に回答! 今回は、デスクワークの座りっぱなしの姿勢でむくんでしまった脚をスッキリさせる簡単ストレッチを紹介していただきます。
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今回のお悩み
デスクワークをしているので脚がむくみやすく、スカートだとふくらはぎが太く見えてしまうのが悩みです…。仕事の合間にできる、脚のむくみ解消法を教えてください!
ふくらはぎの筋ポンプを働かせる「座りながらカーフレイズ」
こんにちは。ダイエットトレーナーの小山圭介です。
脚のむくみは、悪化してしまう前にこまめにケアすることが大切です。デスクで座りながらできる、脚のむくみ解消法をご紹介しますね。
ふくらはぎの筋肉には“筋ポンプ作用”があり、収縮と弛緩をすることで下半身の血液を上半身へ押し上げる働きがあります。
速いペースでかかと、つま先を上下させる動きをする「カーフレイズ」で、ふくらはぎの筋肉を働かせましょう。
<やり方>
イスに脚をそろえて座ります。
「かかとを上げる」→「つま先を上げる」という動きを交互にくり返します。
速めのペースで交互にくり返しましょう。50回を目安に行って。
股関節の詰まり感を軽く!「股関節の内外ひねり」
座りっぱなしの姿勢でいると、股関節が詰まったような感じがして脚がだるくなることはありませんか? 次の「股関節の内外ひねり」のストレッチで、股関節のかたさをほぐしましょう。
<やり方>
<1>
イスに座り、脚を肩幅より少し広く開きます。手は座面に置いて。
<2>
右脚の股関節を内側にひねり、次に外側へひねります。
反対側の脚も同様に、股関節を内外へひねりましょう。
左右交互に20回×2セット行って。
重心アップで脚のむくみを予防「みぞおちプッシュ」
脚をむくみやすくする原因のひとつに姿勢の悪さも関わっていて、重心の位置が低くなっていることが考えられます。例えば、下の写真のような姿勢です。
猫背巻き肩で腹筋の力が抜け、重心が下がっている状態。下半身の太ももの前面、ふくらはぎの筋肉に負担がかかり、脚のむくみを招きます。
姿勢を改善するポイントは重心を上げること。みぞおちから上に伸びる意識を持ちましょう。お腹の上の中央、胸の下にあるくぼみがみぞおちです。
日常生活で「姿勢が悪くなっていたな」と気づいたら、手の指(人さし指から薬指)をみぞおちに当て、上に伸びてみてください。
そうすると、背すじがスッと伸びて腹筋に軽く力が入り、重心位置が上がります。
また、デスクワーク中も猫背になったら、この「みぞおちプッシュ」をして、背すじを伸ばすようにしてもいいですね。
忙しいとダイエットを続けるのは難しいと思うかもしれませんが、日々のちょっとの意識でボディラインは変わってきます。今回紹介した脚のむくみ解消法を仕事の合間のすき間時間に、ぜひ行ってみてください!
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撮影/山上忠 ヘア&メイク/斉藤節子 モデル/蒼木まや 取材・文/掛川ゆり