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【100均グッズ】チューブを使ったエクササイズで、お尻と太ももを鍛えて「美尻」をゲット!
最近、女性の関心を集めている「ヒップライン」。たるみを感じさせない、丸みのあるキュッと上向きのお尻に憧れている人も多いはず。今回はモデルでパーソナルトレーナーの八木知美さんに、100均で購入できるシリコン製のチューブを使って、美しいヒップライン作りのためのエクササイズを教えてもらいました。薄着の季節になる前に、美尻作りに励みましょう!
Contents 目次
100均のシリコンチューブを使って、ヒップアップに効果的な「お尻全体」と「太もも裏」の筋肉を鍛える
今回は100円ショップで購入できるシリコン製のチューブを使います。持ち手部分は、ひざで固定しながら行うエクササイズなので、やわらかい素材を選ぶようにしましょう。
このエクササイズで鍛えられる筋肉
お尻部分を構成する筋肉が、「大臀筋」「中臀筋」「小臀筋」。これら3つをバランスよく鍛えることで、ヒップアップやたるみ改善が期待できます。
また、お尻部分の単一筋肉として最も大きい大臀筋は、歩いたり走ったりする日常動作に大きく関与している筋肉。お尻の外側に位置している中臀筋と小臀筋は、足を外に開いたり、ひざを内側に向ける動きをサポートしたり、骨盤を安定させる役割も。お尻を鍛えることは日常時やスポーツ時の機能向上にもつながります。
太ももの裏側にある筋肉を総称して「ハムストリングス」と呼び、主にひざを曲げ伸ばしする動作時に使います。ハムストリングスはお尻と太ももの境界線を作る部位でもあるので、ここの筋肉が弱いとお尻を支えることができなくなり、お尻が垂れて形が悪く見えてしまいます。ハムストリングスは美尻作りに欠かせない筋肉なのです。
「お尻全体の筋肉と、太もも裏にあるハムストリングスを鍛えることで、ヒップラインが引き締まり、太ももとヒップの差にメリハリが生まれます。そうなれば美尻効果はもちろん、脚長効果も実現でき、自信のあるバックスタイルがゲットできますよ!」
「キックバック」のやり方
(1)
両手と両ひざを床につき、右足のひざでチューブの持ち手部分をしっかり踏んで固定します。
(2)
左足の裏に、もう一方のチューブの持ち手部分を引っ掛けて、左脚を伸ばします。このとき、右ひざで踏んでいるチューブが離れないように注意しましょう。
(3)
左脚を地面と水平にしたポジションから、ひざを曲げずに上げ下げをくり返しましょう。回数は20回が目安です。
(4)
逆側の足も同様に行いましょう。
<これはNG!>
・反動をつけて脚を上げてしまう。
・脚を上げたとき、上半身がブレて腰が反ってしまう。
・重心が片側に偏ってしまう。
脚の上げる位置は自分のできるところまででOKです。毎日継続して、プリッと丸みのある美しいヒップラインを目指しましょう!
撮影/山上忠 ヘア&メイク/斎藤節子 取材・文/佐藤有香 イラスト/丸口洋平