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歯の磨き方、間違えてない!? 歯科医師考案の「毒出し歯みがき」と「指みがき」で口腔トラブルを防ごう

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健康的な歯の女性

歯医者さんで「歯磨きする力が強すぎる」と指摘されたことはありませんか。しっかり歯磨きすることは大切なのですが、強すぎるのは問題。せっかくのケアも逆効果になっていたら困りますよね。そこで、今回は歯学博士の照山裕子先生の著書『歯科医が考案 毒出し歯みがき』(アスコム)から、ついやりがちなNGケアとともに、歯や口のなかをいたわる照山先生考案「毒出し歯みがき」と「指みがき」をまとめてご紹介します!

監修 : 照山 裕子

歯学博士。東京医科歯科大学非常勤講師。日本大学歯学部卒業、同大学院歯学研究科にて博士号取得。口腔および頭頸部のがん手術などによって失われた機能を回復させる「顎顔面補綴」を専攻した臨床経験から、予防医学の重要性を提唱する。「日本人の口腔ケアへの意識を変えるにはどうしたらいいのか?」という課題の答えのひとつとして考案、推奨している「毒出しうがい」が書籍化され、13万部のベストセラーに。現在は大学病院および全国の歯科クリニックにて診療を続ける傍ら、テレビ・ラジオなどのメディアにも多数出演。『日経woman』のオフィシャルアンバサダーも務める。

Contents 目次

強すぎる歯磨きは虫歯の原因にも

コップと歯ブラシ

歯磨きや口腔ケアの重要性がよく知られるようになり、しっかり歯磨きする人が増えましたが、一方で誤ったケア法によって歯や歯茎を傷つけてしまう人も多いそう。

それは「歯の磨きすぎ」。といっても、回数や長さのことではなく、強さのことです。

「強すぎる歯磨きを、歯科ではオーバーブラッシングと呼んでいます。オーバーブラッシングをしていると、歯茎が傷つき縮んできます。すると、本来、 露出していないはずの歯根部(歯の下の部分)が表に出てくる「歯茎下がり(歯肉退縮)」といわれる状態に。虫歯の原因にもなりかねません」(照山先生)

歯茎下がりになると歯が伸びたようになり、見た目がよくなくなるだけでなく、露出した部分が虫歯になりやすくなります。

本来、歯茎に守られているはずの歯根部は、歯冠部(歯茎から出ている部分)のようにエナメル質に覆われておらず、やわらかいので、虫歯になりやすいのです。見た目は大したことがなくても、内部でどんどん進行していき、突然、ぽきっと根元から折れてしまうことがあるそうです。

汚れも落としきれない

虫歯のイラストを口元に当てる女性

さらにオーバーブラッシングは力を使うわりに汚れをきちんと落とし切れていないというデメリットも。

「歯ブラシは本来、毛先で汚れをかき出すものです。しかし、強く歯に押しつけると毛が割れて肝心な毛先が歯に当たらず、むしろ逆効果です」

汚れが残れば、虫歯や歯周病の原因になるのは間違いありません。
しっかり磨いているつもりなのに、歯石がつきやすい人はオーバーブラッシングの可能性があるかも。

オーバーブラッシング度チェック

2本の歯ブラシ

「オーバーブラッシングかどうかを見極めるひとつのポイントは歯茎の状態です」と照山先生。オーバーブラッシングの可能性がないかチェックしてみましょう。

□ 以前に比べて歯が長くなったように感じる
□ 歯の根元にも虫歯ができている
□ 冷たいものや熱いものを食べるとしみる知覚過敏が気になる
□ 歯ブラシを変えてから1か月もたたずに毛先が扇のように広がってしまう

該当する人は正しい歯みがきを身につけることから始めてみましょう。
照山先生考案の「毒出し歯みがき」はオーバーブラッシングの人にも合う方法です。次頁で具体的な方法をご紹介しましょう。

 

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