日々の生活の中で、無意識のうちに酷使している「目」。仕事でもプライベートでもパソコンやスマートフォンを使う機会が増え、ドライアイに悩んでいる人はいませんか? 今回は、そんな人におすすめのドライアイ解消法と新アイテムをご紹介します。
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ドライアイの原因は何?
土浦協同病院 眼科医師の周藤真先生によると、ドライアイは目の表面の水分だけでなく、油分も失われることで発症するそう。
主な原因の1つとしては、目の周囲にある皮脂腺「マイボーム腺」の詰まりだといわれています。
このマイボーム腺に皮脂が詰まると油分が出ず、水分が蒸発し、ドライアイになりやすくなるようです。
そして、マイボーム腺の分泌はまばたきと連動しているので、パソコンやスマートフォンを使っている際に集中し過ぎてまばたきが減ると、悪影響となってしまいます。
ドライアイ症状を自覚しているという人の対処法としては、目薬をさす、目をまぶたの上から押す、蒸しタオルなどで温めるといった意見が多いようです。
しかし、どれも目に負荷がかかったり、短時間しか効果を感じられなかったりとあまりいい対処法ではないと判明。
ドライアイの正しい対処法とは
ここでは、眼科医師がおすすめする、正しい対処法・3つのポイントをご紹介します。
まず、「一定の温度・時間で持続的に温める」ことです。
マイボーム腺の皮脂詰まりを解消するためには、40度程度の温度で、最低でも10分間温めるのがおすすめ。
溜まっているのは古い皮脂ということもあって、溶かすためにはじっくり温め続けることが大事になってきます。
次に、「まぶた・目に直接触れずに温める」ことです。
目は、体の中でもとてもデリケートな部分なので、なるべく圧をかけ過ぎないことが重要。
そのため、温める際もなるべく非接触の状態でケアするのがおすすめ。
最後に、「目もとを加湿する」ことです。
マイボーム腺が詰まっている状態の目は水分が不足しているので、症状を緩和するためには目もとを潤すことが効果的。
水分が蒸発しないよう、なるべく風が目もとにあたらない状態で加湿するといいですよ。
3つのポイントを叶えてくれるアイテムが新登場!
パナソニックの「目もとエステ EH-SW66」が、パワーアップして新登場!
コンパクトなので飛行機や新幹線などの移動中や、仕事のちょっとした休憩中にでも簡単に目もとを保湿し、疲れをとることができます。
今回、目が疲れることも多い校閲部の女性たちにも実際に体験をしてもらいました。
来る日も来る日も辞書を片手にゲラをチェックし続けている校閲部のみなさん。日常的な目の疲れ・乾燥に悩まれている人も多いそう。
使い方は、本体についている給水プレートを水道水でぬらして取りつけ、温度とリズムを選択するだけといたって簡単!(化粧水などはNG)
アロマタブレット(別売)を取りつけることで、より一層リラックス効果もアップ。
本体の温度は、低(約38℃)と高(約40℃)から選ぶことができます。
そして、3コースの中からお好みのリズムを選択。あとは目もとに乗せるだけ。
リズムとともにスチームが出てきて、目もとを温めながら加湿していきます。
最初は「このやさしいスチームで目の疲れがとれるの?」と、半信半疑で使っていたようですが、使い終わった後は「目の周りがスッキリした」、「リズムとスチームで目がラクになって、眼球がほぐされた感じがする」、「奥のほうまでスッキリした」ととても好評でした。
自宅でのリラックスタイムに使用した校閲ガールからは「寝る前のリラックスタイムに使うと疲れた目が癒されて、朝起きたときに使うと目がシャキッとして気持ちがいい」とのコメントが。
ドライアイ&コンタクト&花粉症のトリプルパンチの編集おこめは、パソコン画面を朝から夜まで見続けるため、夕方になると疲れ目で頭痛が起こることもあるそうで、目もとの悩みは根深い模様。
しかし、目の疲れを感じたときにクイックコースを使うと「視界がクリアになった! 乾燥でコンタクトが眼球にはりつく感じがしなくなった」と大絶賛!
ドライアイ対策や目もとの疲れをとりたいときに、使ってみてはいかがでしょうか。
文・撮影/FYTTE編集部