3月8日の「国際女性デー」に合わせて、ツムラが女性の不調についてのメッセージを発信する「#OneMoreChoice プロジェクト」を発動。「隠れガマン」をする不調の日の女性を描いたムービーを公開しました。なぜ、日本の女性の多くはがんばり過ぎてしまうのでしょうか。
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日本女性の約8割が隠れガマンをして仕事や家事を行っている
20代〜50代の女性10,000人を対象に、心身の不調をガマンしていつも通り家事や仕事をすることがあるかと聞いたところ、女性の3人に1人は「頻繁にある」(34.3%)と答え、「時々ある」(44.9%)を合わせると、約8割の女性(79.2%)が「不調をガマンして」家事や仕事を行っていることがわかりました。年代別で見ると、20代(82.3%)や30代(83.7%)の若い世代がよりガマンをしているようです。
20代、30代女性が不調を感じやすいのは「自分がやらなくちゃ」とがんばり過ぎているせい?
日常的に感じる疲労の種類10項目(※)の中から、あてはまるものを選んでもらった結果、「疲れ、おっくう、だるい」(51.4%)が最も多く、女性の半数が経験しているよう。次いで、「ネガティブな感情を引きずることが多い」(37.1%)、「やらなければならないことが後回しになる」(35.0%)、「漠然とした不安や悲しみがある」(34.9%)は、3人に1人が経験しています。
疲労の種類10項目中、経験したことのある疲労の種類は平均2.89種ですが、年代別に見ると20代が3.04種、30代が3.15種と、若い年代のほうが多くなっています。
※疲労の種類10項目…「疲れ、おっくう、だるい」、「やらなければならないことが後回しになる」、「漠然とした不安や悲しみがある」、「あまり人と関わりたくない、人の輪に入れない」、「面白いと感じることが少なくなった」、「いつもなんとなくイライラしている」、「集中できない、頭が回らない、最近ミスが多い」、「眠れない」、「食欲がない」
心理カウンセラーの下園壮太先生の分析によると、
「加齢に伴い不調は生じやすくなりますが、対処方法が増え自主裁量できる事柄も増え、疲労にもうまく対応できるようになります。一方、若いうちは『自分がやらないと!』とがんばり過ぎるため、日常的な不調をより感じやすい傾向があるようです」ということがわかりました。
日本女性に最も多い「隠れガマン」は、「気遣いさん」タイプ
また、同調査では79・2%の女性が「隠れガマン」をしていたことがわかりました(※)。その結果、日本女性に最も多い「隠れガマン」タイプは、周囲への配慮が大きく自分の欲求や感情を否定しがちな「気遣いさんタイプ」(4.59点)、次いで、感覚や感情に敏感で外からの刺激に傷つきやすい「敏感さんタイプ」(4.37点)。隠れガマンとひと言で言っても5つのタイプに分けられます。
※回答結果を加重平均の積み上げで算出…「あてはまる」2点、「どちらともいえない」1点、「あてはまらない」0点で平均を算出
あなたも「隠れガマン」していない? セルフチェックで少し心地よい日常を
実際問題、仕事に育児に家事に、女性ががんばらなければいけないシーンは多く存在します。しかしながら不調は体の危険を知らせるサイン。少しでも違和感を感じたら、ムリをし過ぎず心と体を休めたいもの。「#OneMoreChoice プロジェクト」のサイトでは誰でも簡単に「隠れガマン」のタイプをチェックできるので、ぜひアクセスしてみてください。専門家からのタイプ別アドバイスも必見です。
▼#OneMoreChoice プロジェクト プロジェクトムービーはこちら
https://youtu.be/lD6pTtPnqyU
▼公式サイトはこちら
https://www.tsumura.co.jp/onemorechoice/
▼隠れガマンチェッカー
https://www.tsumura.co.jp/onemorechoice/checker/
文/MFC