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今の体調や心の状態が、足の色や形から丸わかりになるって本当?! 自分の「足相」をチェックする方法
足から全身に働きかけることで健康的な毎日を生み出す「足ウェルネスⓇ」というライフスタイルを提唱している足裏研究家の鈴木きよみさん。足裏の表情を読み解き不調の原因を見出すのが「足相学」です。今回は8月5日 に発売される先生の書籍『すべての不調は足裏を見ればわかる!』から、足裏から心身の状態をチェックする方法をご紹介します!
Contents 目次
足相は心身の変化を知らせる足裏からのメッセージ
自分の足裏をじっくりと観察し「自分の足裏の特徴」を言える人は、どれくらいいるでしょうか? 足裏は、なかなか人と比べない部分でもあるので、意識して見ないと、自分の特徴をつかみづらいかもしれません。
そんな足裏には、今の心身の状態がつぶさに表れている、と聞いたら、思わず足裏を見てみたくなるでしょう! ストレスが続いたときや、疲労がたまっているとき、食べすぎのときなどは、足裏の色やしわ、質感が変化し「足相」として表れます。体調が悪い日は、顔の表情に元気がなくなるのと同じように、足裏も元気がなくなります。毎日足裏を見るようにすると「今日の足裏はいつもと違うな」と気づくはず。それは、心身の変化を知らせる、足裏からのメッセージなのです。
気になる足裏の変化を見つけたら、その場所を押したりさすったりして、やさしくマッサージしてみましょう。最初は痛みを感じるかもしれませんが、だんだんと気持ちよさを感じてくるはずです。
チェックポイントは「色」「触感」「形」「しわ」
足相は生活習慣や、内臓への負担などを反映して毎日刻々と変化します。病気やストレスを予防するために、足裏を毎日チェックすることを習慣にしましょう! ここからは足相チェックの方法をくわしくご紹介します。
自分で足裏を見る方法
床に座り、反対の太ももの上に足をのせます。足の甲に手を添えて支え、自分のほうに足裏を向けて、真正面から見ます。
足にふれるとすぐに血行がよくなり、足の色が変わってしまうので、なるべく足裏にはふれないようにして観察しましょう。
体が硬くて、反対の太ももの上に足をのせることができない人は、あぐらをかき、足の甲を床に置くようにして足裏を見ましょう。
足の甲を見るときは、足裏を床につけて、真上から見ます。
足裏の写真を撮って記録しておくと、毎日の変化に気づきやすくなります。家族に撮ってもらうか、1人のときは、スマホのタイマー機能を使って写真撮影するといいですよ!
足相のチェックポイント
ここでは、自分の足裏にどんな足相が表れているのかをチェックするための2つのポイントをご紹介します。
1.足の色
足裏の色はもっとも基本の足相チェックポイントです。どの色に近いか、色を見極めましょう。
(1)ピンク色
⇒心身ともに健康な状態を表す理想的な色です。この足色をめざしましょう!
(2)白色
⇒少し気力が落ちているかも。風邪をひきそうな状態なのでゆっくりと休養を。
(3)黄色
⇒ストレスや緊張が続いている状態。気分もうつ傾向になっているはず。
(4)赤い色
⇒交感神経が優位でエネルギーが過剰な状態。イライラや怒りをため込んでいるかも。
(5)紫色(赤っぽいアザの色)
⇒体が何かと闘っているような状態で、血液の循環が悪くなっています。未病が隠れている可能性も。
2.足の形
足の形や大きさは、生命力を表します。両足全体を鏡に映したり、写真に撮ったりして観察しましょう。
(1)四角い形の足
⇒足の上と下、足指の根元とかかとの大きさがあまり変わらず四角形にみえる足。心が落ち着いていて、包容力のある人が多いです。
(2)三角形の足
⇒かかとが細く、足先が広い三角形の足。頭の回転が速く頭脳明晰な人が多いです。
足相チェックはいつ・どこでやるのが正解?
足相を見る時間や場所に、決まりはありません。いつどこで見るか?ということよりも、毎日足裏を観察して、その変化に気づくことが大切です。
朝起きてすぐや、バスタイム、お休み前にベッドの上でなど、自分にとって習慣にしやすいタイミングを見つけましょう! なるべく同じ時間にチェックしたほうが、足相の変化をとらえやすくなります。
足は重い体を支える縁の下の力持ちでありながら、私たちが心身ともに健康でいるためのメッセージまで伝えてくれています。足をいたわることは自分自身をいたわることにもつながります。ぜひ、毎日の足相チェックを習慣にしてみてくださいね!
取材・文/牧内夕子 イラスト/湯沢知子
もっとくわしく、足裏のチェック方法を知りたい人はこちらをご覧ください。