アドバイス通りにパン食をやめたら、すぐにお腹の張りが解消

冬でも汗をかけるほど、代謝のいい体の持ち主であるS.Hさんですが、体の水分が失われやすく、胃腸の働きが弱ってしまうことでお腹の張りが起きやすいことが、前回の足相診断でわかりました。そのあとすぐに、食生活を変えたそうですね。

S.Hさん：「はい、おやつや昼食でほぼ毎日食べていたパンを食べないことにしました。するとその日からたしかにお腹が張らなくなりました！　さらに水分も多めにとるようにしています」

パンやパスタなどの小麦粉を使った食事が多く、お腹の張りが気になる人は、試しに食べるのを控えてみましょう。それでお腹の張りが収まるようであれば、S.Hさんと同じように、小麦粉の消化が胃腸の負担になっている可能性があります。また、汗で水分が足りなくなるので、しっかりと水分補給をすることも大切です。

足刺激を始めた夜からぐっすり眠れるように

お腹の張りについてはすぐに効果を感じたようですが、それ以外の体調変化はありましたか？

S.Hさん：「毎日、夜中に２回くらいトイレに行きたくなり目が覚めていたのですが、きよみ先生に足刺激をしていただいた日の夜からそれがなくなったので驚きました。それ以来ずっと、朝まで起きることなくぐっすり眠れるようになり、睡眠不足が解消されました」

体質改善には時間がかかることが多いので、目に見える効果はなかなかわかりにくいものです。S.Hさんは、足刺激を始めてすぐに効果を実感できてよかったですね！

S.Hさん：「足刺激を始めて２～３日の間に、お腹の調子がすごくよくなり、不調が全くないと言ってもいいくらいになりました。胃がムカムカしたり、吐き気がしたりすることが、極端に少なくなったと思います。
ほかには、足全体が軽くなったように感じます。また、むくみが減ったのか、靴下を脱いだ際に残るゴム跡が、薄くなってつきにくくなったような気がします。汗かきについては変化ありませんが、それは体質だということなので、今はそういうものかなと受け止めています」

ご自分での足刺激は、毎日どのように行っていますか？

S.Hさん：「足刺激をするのは、夜10時頃、お風呂上がりに毎日行っています。足にボディークリームをぬったあとに行います。
足裏の土踏まずの部分を指圧棒で刺激すると、意外とゴリゴリしていました。胃、十二指腸、膵臓のゾーンは、刺激していていちばん気持ちがいい部分でした。痛みの強さはずっと変わらずでしたが、回数を重ねるごとに、足刺激の途中から足裏がポカポカしてきて、終わったあとは足裏がうっすら汗ばむ感じになってきました」

●足裏のゾーンマップ

これまでも、睡眠の質が上がると、体調全体が上向きになる人が多い印象です。S.Hさんの場合、モニターを始める前の体調は、100点中40点との評価でしたが、今では80点をつけられるほど、快調な毎日だそうです。

プロによる足刺激を再現した指圧棒が、効果アップのカギに！

モニターとしてセルフケアをお願いする際には、きよみ先生が開発したオリジナルの指圧棒を使っていただいています。S.Hさんは、特に指圧棒での足刺激の効果を強く感じたそうです。
S.Hさん：「これまでも、市販の本やネットに上がっている情報を見ながら、自分の手で足ツボを押していたのですが、特に目立った効果を感じたことはありませんでした。今回、はじめて指圧棒を使ってみたら、すごい早さで効果が出たので、とても驚きました！」

きよみ先生：「指圧棒の効果を感じてくださったようですね！　この指圧棒は、私の手の圧を再現できるように作られていますので、自分の手ではなかなかゾーンをとらえて足裏を刺激できない人でも、しっかりとした圧が加わるように設計されているのです」

きよみ先生考案の天然木の指圧棒は、先生の足刺激の指圧加減を自宅でも再現できるようにと開発されたサロンオリジナルのものです。丸みのある独特の形をしているので、足のゾーンにしっかりと入りやすく、誰でも足刺激の効果を高めることができます。

なんと、開発時には0.5mmの差までこだわった、絶妙に調節された形状なのだそうです！　きよみ先生自身も、疲れているときに自分の足を刺激するときには、指圧棒を使っているそうですよ。自分の手で刺激してもなかなか効果を感じにくいという人は、指圧棒を使ってしっかりと刺激してみてくださいね。

きよみ先生の開発した指圧棒は、サロン『アンピール』のウェブサイト内オンラインショップにて取り扱いがあります。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/anpiel/a-010.html

アクティブな毎日を映し出す、今の足相とは？

足刺激を３週間続けたS.Hさんの足相がこちらです。現在の体調は、足相からどのように読みとれるでしょうか。きよみ先生にお聞きします。

きよみ先生：「今の足裏の色は、足刺激前よりも血色がいいですね。体をよく動かしている人の足の色をしています。以前よりもさらに活動的な生活になっているのではないでしょうか。
お腹の調子がよくなった、とのことなので、土踏まずのカーブが以前よりも深くなっているはずです。ぜひご自分でもチェックしてみてくださいね！
また、傾きが目立っていた親指の向きがまっすぐにそろってきています。これは脳内ホルモンのバランスがよくなり、自律神経が整ってきていることを示します。この調子で足刺激を続けていってくださいね」

今の足相からも、S.Hさんが快調な毎日を過ごせていることが伝わってきましたね。

S.Hさん：「睡眠不足が解消されたせいかもしれませんが、気持ちまで明るくなったことを強く実感しています。足刺激は日によって、左右の足の痛い場所が違うのが不思議です！」

足相は毎日変化しているので、痛みのある場所を見つけて刺激すれば、体の不調を未然に防ぐことにもつながります。ぜひ自分の足裏にふれてチェックしてみてくださいね！

取材・文／牧内夕子　イラスト／湯沢知子

鈴木きよみ先生の足相学が1冊にまとまりました！　足をチェックするときに欠かせない、ゾーンMAPをはじめ、足の形、色、しわ、温度などのチェックポイント、各症状別の足相、そしてそれを解決すべきゾーンセラピーの方法などがわかりやすくまとまっています。ぜひ！あなたの足相診断にお役立てください。全国の書店、ネット書店で販売しています。
『すべての不調は足裏を見ればわかる！』（ワン・パブリッシング刊）
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