最近では、真夏でも「冷え」を感じる女性が増えているそう。
エアコンによる冷房が要因になっていることも…。
また、女性は男性よりも筋肉量が少ないため、冷えを感じやすい体質だと言われており、女性の約7割以上が冷えを感じているそうです。
そこで今回は、食事で体の中からポカポカになるレシピをご紹介いたします。
Contents 目次
冷え性になる原因って?
いろいろな原因があると言われていますが、中でも今日は3つご紹介したいと思います。
●月経がある
生理中は血液量が減ってしまいます。血液量が減ると、体に運ばれる酸素の量も減ってしまうため、体のエネルギーが不足しがちになります。
エネルギーが不足すると、体内で熱を作るのが困難になるので、その結果、体温が上がりにくくなってしまします。
●服装
冬でも足を露出するなどのファッションが特に若い世代で多くみられます。足だけでなく体を露出した服装は冷えに直結します。
●男性より筋肉が少なく、脂肪が多い
男性に比べ、女性は平均して筋肉量が少ないです。脂肪は一度冷えると筋肉とは異なり、なかなか温まりません。結果、体温の上昇を妨げてしまいます。
冷えにおすすめの栄養素とは
冷え性改善に一番大切なことは、まずは「よくかむこと」です。
かむだけで脂肪燃焼効果がありますが、さらに効率的に冷え性を改善するために以下の栄養素を摂取することがおすすめです。
●ビタミンE
血行促進のビタミンとも呼ばれ、代謝をアップさせてくれます。かぼちゃ、モロヘイヤ、小松菜、ほうれん草、アーモンド、アボカド、鮭などに多く含まれます。
●たんぱく質
エネルギーの源になります。大豆製品や卵、魚、肉など良質なたんぱく質を積極的にとっていきたいですね。
●ナイアシン
血行促進の効果があり、冷えや頭痛の改善につながります。まいたけ、エリンギ、えのきたけ、しめじなどのきのこ類に多く含まれていますが、水溶性のビタミンなのでこまめに摂取してあげることが大切です。
●ショウガオール
しょうがに含まれている成分です。しょうがを加熱することにより作られます。血流を高め、体内で熱を作り出してくれます。しょうがを食べて体がポカポカしてきた経験がある人も多いのではないでしょうか。
冷え性改善レシピ
かぼちゃときのこの体あったかスープ
材料
玉ねぎ(みじん切り)・・・60g
かぼちゃ(一口大に切る)・・・180g
しめじ(ほぐす)・・・80g
えのきたけ(二等分に切る)・・・60g
しょうが(すりおろし)・・・ひとかけ
A
無調整豆乳・・・1カップ
白みそ・・・大さじ1
しょうゆ・・・大さじ1
カレー粉・・・大さじ1
ピンクペッパー・・・適量
●作り方
- 鍋に大さじ1の水を入れ、玉ねぎ、かぼちゃを重ね、ひとつまみの塩をふり、弱火で蒸し煮をする。かぼちゃがやわらかくなったら火を止め、しめじ、えのきたけ、しょうがを加え、きのこ類がしんなりするまで弱火で蒸し煮をする。
- 火を止め、Aの調味料を加え、沸騰しないように気をつけながら火にかける。
- スープが温まったら、器に盛り、ピンクペッパーをのせる。
※豆乳は沸騰させると分離してしまうため、沸騰させないように気をつける。
*写真も本人によるもの