なんとなく不調、春はそんな季節かもしれません。そのなかでも感じやすい頭痛。ひどい頭痛なら薬がベストだと思いますが、耐えられないわけではないけど、なんか重い…ぐらいの頭痛のとき、自分に対して何ができるかと考えたら、ちょっとした生活まわりの工夫で、思いのほか症状が緩和したのです。
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春って不調になりやすくないですか?
そもそも花粉症ですし、寒暖差が激しい、環境が新しく変わることもあるし、大型連休があってリズムがくるいやすい、さらに今年は雨も多い…。
原因はいろいろありそうですが、そこに生理のタイミングなども加わって、春は気持ちのいい季節のはずなのに、意外と体調が安定しなくて、つらいシーズンという感じに、とくに最近はなっています。
なかでもいちばん起きやすい不調が頭痛や、頭重感。すごく頭が痛いというよりは、全体的にボーッとするとか、重たい、首からのこりを感じる、みたいな症状です。ずきずきして耐えられないとかなら薬を飲んでしまうのですが、そこまででもないんだよなぁというレベルだと、なんとなく薬は飲まずになんとかしたいなぁと思ってしまいます。
そんななか、先日意外にも、重だるい頭に効果的だったのが、香り。写真にあるのは、お世話になっている方にいただいた鳩居堂のにほい袋なのですが、この香りがなんとも心地よかったのです。本来タンスの中などに入れておくもののようなのですが、私はなんとなくお香代わりのように部屋に置いています。だからといって、部屋中がこの香りになるような強いものではないので、置いてある場所の近くを通るとふわっと香って心地いいというレベル。その感覚が頭痛のある時に妙にマッチして、「あ、この香り、いまのつらさに、なんかいいかも」と。それで仕事中、近くに置きながら作業をすると、不思議なほど頭重感を感じづらくなり、症状がずいぶん緩和してきました。香りの効果って、いろいろあるとはいうけれど、頭痛の緩和にここまでいいとは助かりました。締め付けられていた感じが香りによってほどけていくような、それでスーッとラクになるような感じです。あくまでも、ここ最近の私の体の感覚に、この香りが合っていただけで、決してこのにほい袋が頭痛にいい、と言いたいわけではありません。また時季が変われば、今度は別の香りが心地いいかもしれないのですが、とにかく五感から感じることが、自分の体調にもこんなにも影響を与えるんだなあと実感したしだいです。
体調をよくするために生活習慣を見直すことはよくありますが、生活環境を整えることも、大切なんだなぁと改めて思いました。ほかにも、頭痛があるときにふだんのライトを消して、間接照明にするだけでも、フッとラクになったりしますよね。なんとなく不調が起きやすい今の季節、ちょっとした工夫でずいぶん変わることもあるので、五感に訴えるケアで自分を大切にしたいですね。
(編集長ホボ)
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