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めん棒が一本あったなら。“足裏コロコロ”は夏に元気をもたらす秘密のアイテム #Omezaトーク
おうちに1本はあるであろう「めん棒(麺棒)」。ふだんは調理のために使うものですが、じつはこの形、サイズ感がボディケアにも最適なんです。足からの健康をうたって日々活動を続ける足裏研究家の鈴木きよみ先生が10年以上前に考案した「めん棒ゾーンセラピー」。私もこれまで何度となく、行ってきているのですが、最近またハマっています。夏のさまざまな不調に、足裏コロコロがちょうどいいんです!
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最近また、めん棒で足裏をコロコロすることにハマっています。
このコーナーでも何度が紹介したことのある、めん棒(麺棒)を使ったボディメンテナンス、めん棒ゾーンセラピーですが、ズボラな私にはとってもよくて、定期的にマイブームが訪れるのですが、今また、めん棒ブームです。
なぜなら、みなさんご存じの通り、今年は梅雨があっという間に終わり、そこから猛暑、猛暑。ここ数日は雨で気温こそ、そこまで高くないけれど湿度が高くてじとじとべたべた…。本当に過ごしにくい毎日です。部屋の中に入れば、一瞬は冷房で涼めますが、今度はだんだん寒くなり、体が冷えてきてしまいます。このくり返しが一日中続く、嫌な季節です。
そのため、体調をくずしぎみの人もとても多いと思います。疲れがとれない、体が水分を抱え込んでいるようでだるい、むくむ、重たい、暑さでぼーっとする、眠れない、などなど。私もこの湿気による体全体の重だるさのようなものを感じますし、ちょっと出かけただけでも暑い中歩くと、ひどく疲れます。
そんなとき、一日の終わりに行うと、超すっきり、リフレッシュできるのが「めん棒」なのです。FYTTEで連載をしていただいている足裏研究家の鈴木きよみ先生の足相診断はとても人気で、みなさんもよく読んでいただいるかと思います。足裏のゾーンマップに沿って、気になる箇所を自分の手指、または指圧棒などで刺激することで、体調を整えていきます。これはとってもよい方法で、足裏のゾーンと内臓などが対応しているので、足の細部を見て、さわって、刺激してあげることで、体調管理につながります。でも、今のような暑くて、だるくて、なんとなく細かいことに取り組めないようなとき、集中力が低下しているときなど、細部にわたってのケアが難しいこともありますよね。そこでおすすめなのが、めん棒なのです。さきほども書いたように、足裏、足周辺には体の各部位や内臓と対応したゾーンが集まっています。でも、どこに何があって、というのを細かく見ずに、とにかく足裏全体を刺激してしまおう、というざっくり感がじつに私に合っています。
やり方は簡単です。床にめん棒を置き、その上に片足を乗せて、しっかり体重をかけてコロコロとめん棒を足裏全体に転がすだけです。足に体重をかけることが重要なのですが、それによって足の部分によってはイタ気持ちいいところと、痛いところといろいろ感じると思います。でも、とにかく細かいことは考えず、足裏をめん棒でコロコロ、コロコロ。これを左右で足を替えながら5分程度行います。ちょっと痛い、硬いと感じるところは多めにほぐしてあげます。そうすると、まず感じるのは、脚全体がすっきりすること。歩いて疲れたときなどは効果てきめんです。そして、体がぽかぽかしてきます。刺激した足だけでなく、体全体が温まってきます。冷房で冷えている体が元気になっていく感じです。そして土踏まずのあたりが硬かったり、痛いことが多いので、そこをていねいにほぐしていくと、胃腸が軽くなってきます。だるくてなんとなく食欲がなかったりするところが、復活してきたりしますし、排出力も高まる気がするので、体内の無駄な水分などが外に出しやすくなってきます。そして最終的にはよ~く眠れます。体全体の疲れがとれた感じがして、軽くなり、いい睡眠にも導いてくれるのかもしれません。
あくまでもこれは私が感じた個人的な体調の変化ですが、とにかく暑くてだるくて、なんにもしたくないのに、体調はいまいちで、元気がない…そんなときはぜひ、この手軽なめん棒での足裏コロコロ、やってみてはいかがでしょうか? もし元気があれば、めん棒を手に、ふくらはぎとか太もも、お尻などもほぐすことができるので、なんだかんだとめん棒が一本あれば、ボディケアもできたりします。私は一日の終わりに行うことが多いのですが、朝起きて、まずコロコロするのもいいですね! とにかくただ乗って転がすだけなので、誰でも簡単にできちゃいます。究極の面倒くさがりの私でもできるので、気になった方はぜひ、試してみてくださいね。(編集長ホボ)
Omeza トークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。