普段は忙しいお母さんも、この日ばかりはこども達が大好きなメニューを手作りしてあげたい!そんな時、体を思いやりながら栄養満点なレシピがあると良いですよね。
今日は、私もこどもの頃から大好きなカレーを、腸活レシピに変えてご紹介させて頂きます。
Contents 目次
こどもの頃から腸内環境の整備をしよう!
乳幼児の腸内腸内フローラは、90%以上がビフィズス菌などの善玉菌によって占められています。私たちは離乳食をとるようになるころから悪玉菌が増えるようになり、ビフィズス菌が減少します。子どもといえども離乳食開始以降は、腸内フローラの状態は大人に近いと言えます。
ここで意識的にビフィズス菌を増やすような食事を習慣にすることで、腸内フローラを良好な状態に保つことができます。腸内の状態が良好であれば、免疫力が活性化され、大人になってもアトピーなどの発症のリスクを少なくすることができます。
腸を整えるキーワードは、食物繊維、発酵調味料。
野菜などに含まれる食満繊維や、日本の伝統食の醤油や味噌などの発酵食品は、腸内環境を整え善玉菌を増やします。
今回のカレーは、子どもが好きな甘めの味つけで、食物繊維と発酵調味料のどちらもしっかりとれる内容にしました。
「ほっこり甘い美腸カレー」のつくり方
材料
・大豆ミート(ミンチタイプ)…50g
・玉ねぎ(みじん切り)…1/2個
・にんじん(5㎜角切り)…1/2本
・さつまいも(5㎜角切り)…1/2本
・エリンギ(5㎜角切り)…1本
・トマト(5㎜角切り)…2~3個
・切り干し大根(戻して細かく刻む…20g
・にんにく(すりおろす)…1かけ
・りんご(すりおろす)…1/2個
・自然塩…ひとつまみ
・昆布椎茸ダシ…20ml
・葛粉…大さじ1~
「カレー調味料」
・カレー粉…大さじ1~
・ターメリック…小さじ1
・シナモン…小さじ1
・無糖ココア…小さじ2
「仕上げ調味料」
・味噌…大さじ1と1/2
・醤油…小さじ2~
・醤油麹…大さじ1
・甘酒…大さじ3~
・オリーブオイル…大さじ2
・お好みのトッピング…適量
つくり方
(1)大豆ミートを湯で戻し、しっかり水気を絞る。
(2)鍋に、玉ねぎ、エリンギ、にんじん、さつまいも、切り干し大根、トマト、にんにくを重ね塩ひとつまみし、水大さじ2(分量外)を鍋底に加えフタをし、野菜が柔らかくなるまで弱火で蒸し煮する。水分が少ない場合は、鍋肌から水大さじ1ずつ加え、蒸し煮する。
(3)(2)にカレー調味料と大豆ミートを加え全体を混ぜ、フタをして3~5分蒸し煮する。
(4)ダシ汁を加え沸騰直前まで加熱し、仕上げ調味料とすりおろしりんごを加える。
(5)好みの味に調節し、味が決まったら水で溶いた葛粉を加え、再沸騰させとろみをつける。
(6)オリーブオイル加え全体を混ぜ合わせる。
(7)器に盛り、好みのトッピングをして完成。
☆使う野菜や蒸し方よって甘さが変わるので、甘さが足りない場合は甘酒を少し増やすか、メープルシロップ小さじ1~に置き換えてもおいしくいただけます。