11月に入り、さらに気温の低下と空気の乾燥を感じるようになり、体調管理が気になる季節になりました。まずは、体を冷やさない、しっかり温めること。日常生活に“温活”をとり入れませんか? じつはこの度、一般社団法人日本温活協会の温活検定公式テキスト『冷え知らず先生が教える温活百科』(ワン・パブリッシング)を作りました! これからの季節に約立つ情報や知識が満載なので、本の内容を元にみなさんにお届けしていきます!
Contents 目次
“温活”を学んでコンディションを良好に!
「冷えは万病のもと」と言われるように、健康と美容の大敵である“冷え”を身にしみて感じている人も多いのではないでしょうか。
編集部員の私も、末端冷えに長年悩まされています。健康や美容を意識して、朝は白湯を飲んだり、スリーネック(首・手首・足首)の3つの首を冷やさないように工夫したり、冷たいドリンクや食事はなるべく控え、温かい食事をとるようにするなど、書き出すときりがないのですが、冷えにはとくに気をつけています。
人それぞれ、自分の体質や体調に合わせて温活をとり入れていると思いますが、そんな人におすすめしたいのが、温活検定のテキストである『冷え知らず先生が教える温活百科』です。冒頭でも少しふれましたが、一般社団法人日本温活協会主催の検定が2023年2月からスタートします! 自分の勉強のためや趣味としてもう少し知識を身につけたい。また、エステティシャンやセラピストなど美容・リラクゼーションなどお仕事上、検定をとることでプラスに働く、と思う人におすすめの検定です。
本の内容は、運動と温活、入浴と温活、食と温活、睡眠と温活、妊活と温活…など1章から12章までと、模擬問題や付録もついていて、幅広く温活のことが学べるテキストになっています。
本のタイトルにもあるイメージキャラクターの“冷え知らず先生”と“温活ネコ”や“レイコさん”がときどき登場して勉強を応援してくれるので、ほんわか癒されます。
初回の記事では、あらためて温活ってなに?
一般社団法人日本温活協会が提唱する「温活の定義」についてピックアップしてお届けします!
“温活”ってなに?“冷え”ているとどうなる?
「温活」という言葉から、どんなことをイメージしますか?
入浴や食事、運動など「体を温める活動」を思い浮かべる人が多いと思いますが、日本温活協会が提唱する「温活」は、「適正な体温に上げる活動」と「体温を適正な温度に保つ活動」の2つに大別して、この2つの活動の意味を正しく理解して行うことで、健康の維持・増進、美容効果を高めることを目指しています。
では、適正な体温を保つ重要性ってなに?
人が健康的に過ごすために理想的な適正体温は36.5~37.0度と言われています。
ところが最近では、36.0度前半、さらには、35.0度台という人もめずらしくありません。
体温が下がると、日常生活の中で寒さや冷えを感じるだけでなく、免疫をはじめとする体の機能が働かなくなるため、体にさまざまな悪影響を及ぼします。 冷えをとることで不調をケアし、風邪をひきにくくするなど日常生活の健康度を上げることができるのです。美容にもいいです。つまり、健康的に過ごすためには、基礎代謝を高め、平均体温を上げることが大切なのです。
ただし、単に体温を上げればいいというわけではありません。
体温が上がりすぎると自律神経の乱れなどにより体温調整機能がうまく働かなくなり、体内に過剰な熱がこもってしまうことがあるので注意が必要です。また、暑いのに汗が出なかったり、のどが乾かなかったりするような場合も体の熱が放出されず、熱中症や脱水症状を招くことがあります。
また、体温は1日の中でも変動しています。
通常は朝がいちばん低く、起床とともに上昇していき、夕方ごろにいちばん高くなり、夜になると低下して行きます。体温だけでなく、睡眠、血圧、ホルモンの分泌など、人の体は基本的な働きを24時間単位の体内時計でリズムを作っています。これを「概日リズム(サーカディアンリズム)」と呼んでいます。1か月、1年といった長期の体内リズムもあり、女性の月経周期は長期の体内リズムの一例です。
時間帯や体の部位によって温度が異なる体温。もっと細かく見ていくと女性の場合は、ホルモンバランスの変動によっても体温が変わるので、正しい知識を知っておくことも温活に役立ちそうですね!
では、体温を上げ、適正体温を維持するためにはどんなことをすればいいのでしょう。
次回は、温活にまつわる運動や入浴についてお届けして行きます。
『冷え知らず先生が教える温活百科』(ワン・パブリッシング刊)好評発売中!
こちらの公式テキスト『冷え知らず先生が教える温活百科』は絶賛発売中。
温活検定の1回目は2023年2月19日(日)です。ぜひ温活検定が気になる方、または温活そのものを学びたい方は、こちらの本をチェックしてみてくださいね。
温活をとり入れて、この冬を元気に乗り超えていきましょう!
温活検定に興味をもたれた方はこちらをチェック!
https://www.kentei-uketsuke.com/onkatsu/
文/FYTTE編集部