春は新生活や環境の変化も多いため、体や心の疲れやストレスを感じていませんか? 体の疲れや心のモヤモヤなどをため込まないように整えるケアとしてデトックスを意識してとり入れてみるのもひとつの方法です。
今回はエステティシャンの筆者が、「デトックス」のためにしていることについてご紹介します。
Contents 目次
「デトックス」をとり入れるメリット
「デトックス」とは「detoxification(解毒)」からきています。
食事によって栄養が吸収されたあと最後に残る不要物や老廃物、有害ミネラル、呼吸から入る有害化学物質などを体外へ排出することを言います。
私は食べものや環境から発生する毒素だけではなく、日々の生活の中で生まれるイライラやモヤモヤした感情なども体や心のバランスを崩す毒素ではないかと思っています。
毒素が体内にたまると、代謝の低下、血行不良、腸内環境の低下、肌の不調、慢性的な冷え、むくみ、こり、疲れやすい、集中力の低下、イライラ、モヤモヤ、睡眠の質の低下などを招きやすくなるので、日々の生活の中で毒素をため込まない(デトックス)ように意識することで、あらゆる不調を招きにくい体を作り、防ぐことができます。
エステティシャンの私が「デトックス」を意識して行っていること
私がデトックスを意識したきっかけは20代前半のころです。
当時、体の冷え、むくみ、疲労がとれない、生理痛がある、便秘になりやすい、肌が荒れる、睡眠の質が低下しているなど、常にあらゆる不調を感じていました。これではダメだと思い、生活習慣を見直し、少しずつ変えました。
ここからは「デトックス」として、日々とり入れていることをご紹介していきます。
朝コップ1杯の水を飲む、1日1.5Lを飲む
成人した大人の体の約55〜65%(男性女性で異なる)は水分でできていると言われていて、体内に入っては出てをくり返しています。
体内に入る水分が不足すると代謝の低下、血行不良、不要になった老廃物を排出しきれず、むくみや疲労を蓄積しやすくなります。
寝ている間も汗や呼吸などで体内の水分は低下するので、起床後にコップ1杯の水を飲むようにしています。
日中はのどが乾いたと感じる前にこまめに水分補給(1日約1.5L)を行い、こまめにトイレにも行き、体内の水分のめぐりを停滞させないように意識しています。
朝食時にヨーグルト×オールブラン
腸内環境も体調や肌に関係します。
私は油断すると便秘になりやすいこと、1日の食事を振り返ると、乳酸菌やビフィズス菌、ビタミン、食物繊維が不足しがちなので、腸内環境を整える目的として、朝食にヨーグルト、食物繊維やビタミンが入ったオールブランやグラノーラを一緒に食べています。
朝の空腹時にいちばん最初にヨーグルトを食べ、そのあとにメインの食事をしています。
食材や食事メニューの意識
腸内環境のためにも、食材や食事のメニューも意識するようにしています。
冷蔵庫に常備しているものは葉野菜、ごぼうやれんこんなどの根菜類、きのこ類、海藻類、玉ねぎ、ブロッコリーです。
朝や昼はパン、麺類などの手軽なメニュー、炭水化物メインになりやすいので、夜はさまざまな野菜を食べるようにしています。
毎日の入浴
日々の生活の中で目や耳から入ってくる情報、人と人とのエネルギーなどでも疲れを感じることもあると思います。
入浴は体を温めることで血行促進や発汗作用などもありますが、リラックスやリフレッシュ効果もあるので、毎日入浴するようにしています。
入浴剤の香りなどでもさらにリラックスやリフレッシュ効果を高めることができるのでおすすめです。
お通じが悪いときはハーブティー
食事や運動、冷えなどに気をつけていても環境の変化やストレスなどでお通じが悪くなることもあります。
長く便が出ていないな、すっきり感がないなと感じるときは「北の快適工房 カイテキどかスリム茶」を飲んでいます。
このお茶は、腸内の水分量を増やし排出力を高めるハーブが配合されています。ティーパックタイプになっていて煮出して飲むのですが、お通じがよくなり、すっきり感があるので定期的に飲んでいます。
デトックスを意識して変化したこと
デトックスを意識する前は、面倒くさいし、疲れているからと時短やお手軽重視だと思って砂糖たっぷりな飲みもの、添加物たっぷりなインスタント、偏った食事、体の疲れやストレスを感じているのにケアはしていなかったなど、自分のことを後回しにしていて、部屋もごちゃごちゃ、頭の中も糸がからまったような状態でした。
ひとつずづ見直して習慣化したことで体の調子や肌の調子もよくなり、イライラやモヤモヤなどをいつまでも引っ張らないなど考え方や判断の仕方も変わった気がします。
新しい生活や環境で体や心の不調を感じている、今の自分を変えたいと感じている人は生活習慣の中でデトックスを意識してみてはいかがでしょうか。