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夜中に起きても足刺激ですぐに眠れた! 睡眠の質が上がって快調に過ごせた3週間のモニター体験談
足から全身に働きかけることで健康的な毎日を生み出す「足ウェルネスⓇ」というライフスタイルを提唱している足のひと 鈴木きよみさん。今回のモニターのYYさんのお悩みは、睡眠時に何度も起きて、その後眠れなくなってしまうことです。これは年齢とともに膀胱の筋肉がゆるみやすくなり、浅い眠りのタイミングでトイレに起きてしまうことが一因だそう。脳を休めて眠りやすくする3週間の足刺激によって、睡眠の質に変化はあったのでしょうか? モニター体験についてくわしくお聞きします!
Contents 目次
*きよみ先生がYYさんを施術したときの様子は、「夜中に何度も起きて眠れない… 不眠になりがちな人の脳を休める足刺激テクニック」から読むことができます。
梅雨のジメジメや冷房による冷えも、今年は気にならないほど快調に!
前回の足相診断からの帰り道で、いつもより足が温かく軽い感じがしたというYYさん(70代)。ご自身での足刺激は、どのように行いましたか?
YYさん:「朝起きたあとや昼間にテレビを見ながら、足指を回したり足裏全体を刺激するようにしました。夜は、お風呂上がりにクリームをぬり、指圧棒を使って親指と中指、かかとを押しています」
朝や昼間、さらには夜の時間にも、こまめに足刺激を行っていたのですね!
YYさん:「私の場合、足刺激に指圧棒を使うと力が入り過ぎてしまうようで、土踏まずにあざができたり痛みを感じたりしたため、指圧棒を使うのは夜だけにしました。朝や昼間の足刺激のときは、指で押したりテニスボールを使ったりするようにしたら、痛みは出なくなりました」
きよみ先生オリジナルの指圧棒は軽い力でもゾーンをとらえて刺激できるように設計されているので、強く押さなくてもしっかりとした足刺激をすることができます。ただ、YYさんのように力が入り過ぎてしまうと言う人は、指やボールを使って刺激する方法をとり入れたり、押す強さを調整したりして、そのとき心地いいと感じるやり方をアレンジするのもいいですね!
YYさんが足刺激を始めて、最初に効果を感じたのはどんなことですか?
YYさん:「足刺激を始めてから4〜5日たった頃に、夜寝ていて足が温かいなと感じました」
YYさんがモニター体験をしたのは梅雨の時期でしたが、例年に比べて調子よく過ごせたようですね!
YYさん:「私は梅雨のジメジメした季節がとても苦手なのですが、今年はたくさん歩いたり仕事をしたりしても、あまり疲れを感じませんでした。夏に冷房の効いた場所で過ごすと、ひどい寒さを感じてツラかったのですが、足刺激を始めてからは冷えで悩むことはほとんどなくなって、快調に過ごせています」
今年の夏も、外の過酷な暑さと、室内の冷房の寒さで調子をくずしてしまう人が多かったと思いますが、YYさんは足刺激をすることで、いい体調をキープすることができたようですね!
指先のしわが消えハリのある肌に変化!
YYさんの3週間後の足相は変化しているのか、きよみ先生に診断してもらいましょう!
きよみ先生:「足刺激前のYYさんの足は、指先にしわがありますが、3週間後は指先の肌にハリがあり、しわがなくなっていますね! 親指やほかの指先をしっかりと刺激した結果、血流がとてもよくなっているようですよ」
●足刺激前
●3週間後
きよみ先生:「指先を刺激すると脳の疲労がとれてリラックスしやすくなり、よく眠れるようになります。YYさんのお悩みだった夜中に起きると眠れなくなる症状は少しずつよくなっているのではないでしょうか?」
YYさん:「夜中に眼が覚めるのは、以前とあまり変わりないのですが、起きたときに足の指とかかとの失眠のツボを刺激するようにしたら、早く眠れるようになりました」
膀胱の筋肉が弱まると、どうしても夜中にトイレに行きたくなり目が覚めてしまいますが、そのあとにすぐ眠れるようになれば、翌朝に疲れを残さないで済みますね。
きよみ先生:「足の甲の様子もチェックしてみましょう。足刺激前に比べて骨格が浮き出るようになっています。巡りがよくなってむくみが取れてきていますね」
●足刺激前
●3週間後
体にたまるよぶんな水分や老廃物を、スムーズに排出できるようになると、体がスッキリと軽く感じられます。YYさんがたくさん歩いたり仕事をしたりしても疲れにくくなったのは、足刺激で巡りがよくなった結果のようですね!
YYさん:「足刺激を始めたタイミングで、ウォーキングなど体を動かす機会を増やすように心がけたのもよかったのかもしれません」
最後にYYさんに、3週間のモニター生活を体験した感想をお聞きします。
YYさん:「以前に『足は第2の心臓』という言葉を聞いたことがあり、足に興味がありました。自分で足刺激をしてみたら実際に効果が感じられたので、これからもきよみ先生の本を参考に、足刺激を続けて行きたいと思います。できるだけ長く、自分の足で歩ける元気な生活を続けたいですね!」
施術前から、70代とは思えないほど生き生きとした足をしていたYYさん。3週間のモニター体験で、巡りのよさをより実感できたようです。今後も足刺激を続けて、快調な体をキープしてほしいですね! 夜中に目が覚めると眠れなくなってしまう人は、脳を休める足刺激テクニックをぜひお試しください!
取材・文/牧内夕子
鈴木きよみ先生の足相学メソッドをまとめた書籍の第2弾、『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』が刊行されました!
足裏から体も心も健康になることを目指す“足ウェルネス”という考え方を発信し続けている鈴木きよみ先生。先生の考える「健康」の究極たるところが、100歳まで、いや100歳を超えても、とにかく人生最期まで元気に自分らしく生きること。それはつまり”歩ける寿命“をのばすことなのです。
この本には、いくつになっても足裏をケアして、しっかり歩ける足をつくるためのメソッドがつめこまれています。シニア向けの本ではありますが、シニア世代ではなくても、足裏の大切さが改めて感じられ、同時に、足裏のケアを実践できる内容となっています。
3年前に鈴木きよみ先生の足相学のメソッドをまとめ、現在も大好評発売中の『すべての不調は足裏をみればわかる!』と同様、初めてご自分の足裏を見るという方にも、足裏のケアを続けてきた方にも、すぐに役立つ1冊です。ご自身や大切な人の体調管理を足裏から始めてみてはいかがでしょうか。全国の書店、ネット書店で販売しています。