スマホの使い過ぎによる痛みや炎症が起こる“スマホ腱鞘炎”、“スマホ指”というワードを耳にしたことがある人は決して少なくないと思います。でも、「自分は絶対にならないよ」「スマホの使い過ぎで手や腕を痛めるって…大人だし本当にそんなことある?」とどこか他人事になっていませんか? まさに自分事ととなり、対策をまったくしていなかった編集部員に起きた悲劇を今日はお伝えしたいと思います。
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今から3週間前のこと。祝日であるスポーツの日を含んだ、3連休がありましたよね。その3連休はとくに予定もなく、足の裏をケガしてホットヨガにも行けずで、自宅でおうち時間を過ごしていました。あまりヘルシーな過ごし方ではないかもしれませんが、スマートフォンで映画やドラマを見たり、YouTubeを見たり、マンガを読んだりする時間にしていたんです。Xやインスタ、TikTokなどの“SNS巡回”も欠かせませんでした。10月に入るまではライブに行くなど、どちらかというとアクティブな休日の過ごし方をしていたので、ゆったりとした連休もやっぱり好きだなと楽しく過ごしていたのですが、連休明けから急に違和感を覚えました。「おっ…!? なんか…手と腕がだるいかも」。
とくに右手の指に力が入りにくくて、パーの手に開くのがスムーズにいかなかったり、握力が弱まった感覚もありました。しかも、だんだんと手首、ひじまわり、腕のつけ根のほうまで痛くなってきたり、最初は右手だけだったのに左手側も痛み始めてしまいました。
ただ、これらの理由は明らかでした。「スマートフォンの使い過ぎ」。
というのも、痛みを感じ始めてから、スマートフォンの操作をするときがいちばんしんどかったんです。受診をしたわけではないので、具体的な症状名について言及はできませんが、いわゆる、スマホ腱鞘炎やスマホ指といわれる類の、スマホの使用に関連する痛み・炎症だったのだと思います。
それで初めて認識したのですが、わたしはスマートフォンを片手持ちするタイプで、スマートフォンの底面を右手小指に乗せた状態で、操作していたんです。だから、親指やほかの指と比べても小指がものすごく痛かったんです。そりゃあ、スマートフォンの重みをこんな形で小指で支えようとしたら負荷がかかりますよね…!
痛みや不快感が長く続くようであれば整形外科を受診しようと思っていたのですが、1週間くらい湿布薬を貼る、ストレッチやマッサージをする、スマホの使用時間を減らす、持ち方を工夫するなど様子を見ているうちに、だんだんと痛みや違和感もなくなっていました。ただ、スマホは日常的に使いますし、手指はPC作業のキーボード操作でも酷使するパーツ。次に強い痛みを感じたら迷わず一度整形外科さんで診ていただこうと心に決めています。
とくに痛みを感じたことがないうちは、スマートフォンの持ち方や、使用時間の長さによる手・腕の負担なんて、自分事化して考えたことがありませんでした。なぜか、「自分はスマホ腱鞘炎とは無縁だろう」くらいの無根拠な自信を持っていたくらいです(苦笑)。でも、手指から腕のつけ根まで痛い・だるいというのは結構しんどいもの。みなさんも、「自分は絶対大丈夫だから!」と思わず、スマートフォンの持ち方や使用時間を見直してみたり、ストレッチやマッサージをとりいれるなどのセルフケアを行うことをぜひ意識してみてください! スマホが手放せない現代だからこそ、体に支障が出ない付き合い方をお互い心がけていきましょうね。(編集nano)
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