アスリートの経験から生まれた「コンディショニング」への挑戦

最初に登場したのは、TENTIAL代表取締役CEO・中西裕太郎さん。高校時代に病気でプロサッカー選手の夢を断念した自身の体験を語り、「体の調子が整っていなければ挑戦することさえできない」とコメント。この思いを社会に還元するためにTENTIALを創業したと語ってくれました。

そんなTENTIALが最初に開発したのはインソール。アスリートの声に真摯に向き合い、特許技術をとり入れた製品を誕生させました。
現在では、インソールだけでなくウエアやかけ布団など、「365日24時間体をサポートする」という理念に基づいた幅広い商品展開を行っています。

中西さんは、日本人の睡眠不足やプレゼンティズム（健康問題による生産性低下）による経済損失が深刻であると指摘し、科学的根拠に基づいて日常生活にコンディショニングをとり入れる重要性を訴えました。

科学とデータで広がる「コンディショニング」の輪

そんなTENTIALのとり組みは製品だけにとどまりません。早稲田大学との共同研究や睡眠学会での論文発表を行い、自治体や企業と連携しながら社会全体へコンディショニングを広げています。

また、TENTIALの主力製品であるリカバリーウエア「BAKUNE」は、「家庭用遠赤外線血行促進用衣」として一般医療機器の届出済み。

遠赤外線の輻射や血流促進効果を臨床試験で証明し、2024年の12月時点では、なんと累計販売枚数100万枚を達成！　トップアスリートからの支持も集めるなど、顧客からの圧倒的な信頼を獲得しています！
※100万セット：トップス・ボトムス2点で1セット換算（200万枚販売実績）、累計販売数は2024年12月時点

世界王者・中谷潤人選手とのタッグ！

発表会には、プロボクシングWBC＆IBF世界バンタム級王者である中谷潤人選手が登壇。以前からBAKUNEを愛用しており、「リカバリーできている」と実感していると語ってくれました！

そんな中谷選手は、日ごろから「自分との対話」を大切にし、練習前後のストレッチや睡眠を重視すると語り、夜に７〜８時間＋昼寝１時間を習慣化。試合前のロサンゼルス合宿にもBAKUNEを持参し、睡眠環境を整えていることを明かしました。

今後は「全階級ランキング１位」や来年５月に想定される井上尚弥選手との一戦に向け、コンディショニングを強化していくと意欲を語り、TENTIALとのコラボ商品開発にも前向きな姿勢を見せました！

最後に発表された25FWコレクションでは、睡眠学に基づいたパジャマ設計「BAKUNE」をはじめ、BAKUNE 布団・リカバリーサンダル・機能性ウエアMIGARUと幅広いアイテムが登場！　素材・構造の両面で快適さを追求し、忙しい日常を支える工夫が詰め込まれています。

リカバリーウエア「BAKUNE」をはじめとした多彩なアイテムは、忙しい毎日のなかで体と心を整える新しいセルフケア習慣になりそうな予感…♪
これからのライフスタイルを支えるTENTIAL流コンディショニングに、ますます注目が集まりそうです！

取材・文／FYTTE編集部