最近よく耳にするカカオの栄養価。カカオポリフェノールには、脳や心に期待できる効果があるとされています。さらに女性にうれしい栄養も豊富。ただ、ダイエット賢者が選びたいのは、砂糖たっぷりのチョコではなくピュアなカカオです。そこで成城石井のソーピュア「有機ローチョコレート80%」を試してみました!
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低温加熱でカカオのおいしさが引き出される
ダイエットの大敵、甘~いチョコレート。砂糖たっぷりで、まさに禁断のスイーツといえます。その対極にあるのが、スーパーフードとしても注目されるカカオニブです。
カカオニブはチョコレートの原料となるカカオ豆をくだいたもの。カカオニブは栄養価が高く、スーパーフードの1つですが、これらの栄養は熱に弱いため、生で食べることが重要です。ローチョコレートは低温加工することで、カカオの栄養とおいしさをぐっと高めています。
ソーピュアはオランダのブランド。この「有機ローチョコレート」はオーガニックなカカオを80%使用しています。
パッケージには、“低温で加熱することにより、抗酸化物質やビタミン、ミネラルなどの重要な栄養素が保持されます”とあります。
そのほかの原料は有機砂糖、有機ココアパウダー、香料のみというシンプルさ。
エコサート、有機JASを取得済みです。
全4種類あるうち、今回はミントフレーバーとマルベリーをチョイスしてみました。
ミント好きはハマるミントフレーバー
板チョコタイプなので、割って食べますが、厚みがある分、意外とかたさがあります。
ひと口食べると「こんなにおいしくていいの!?」と驚くほどのおいしさ。ミントの香りが口に広がり、ローチョコの甘さとマッチ。スッキリとした後味を残してくれます。
ヘルシーなチョコというと、ビターなタイプを想像する人が多いかもしれませんが、いわゆるダークチョコとはまた違った深い味わいがあります。
甘ったるい感じではなく控えめな甘さで、カカオ本来の味を楽しめます。砂糖入りのチョコが好きな人でも、「苦い」と感じることなくおいしく食べられるはずです。
マルベリーがそのまま入っている!
もう一方は、マルベリーがそのままごろっとバーに埋められています。マルベリーはキイチゴのような小さな木の実で、日本ではくわの実といわれるものです。入っているのは3粒ほどですが、ポリフェノールが豊富。
マルベリーとカカオが相まって、一層重厚感が出ています。口の中には、ポリフェノールを感じさせる、ほんの少しビターなテイストが残ります。
原材料は有機カカオマス、有機砂糖、有機マルベリー、有機ココアバター。
ローチョコやカカオニブはよく売っているのですが、海外製品が多く、わりとお値段も高め。こちらの製品ならカカオ80%と高配合ながらもおいしく、お手頃なので気軽にトライできます。ヘルシーなので大人だけではなく、子どものおやつにもよさそうです。
ソーピュア 有機ローチョコレート ミントフレーバー、マルベリー 各269円
文・写真/庄司真紀